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quarterstart - スクリプトおよびチャート関数

この関数は、date を含む四半期の最初のミリ秒のタイムスタンプに相当する値を返します。デフォルトの出力形式は、スクリプトに設定されている DateFormat です。

構文:  

QuarterStart(date[, period_no[, first_month_of_year]])

戻り値データ型: dual

quarterstart() 関数の図

quarterstart 関数が、入力日を、この日付が発生する四半期の最初の月の最初のミリ秒のタイムスタンプに変換する方法を示した例の図。

quarterstart() 関数は、date がどの四半期に該当するかを判断します。次に、その四半期の最初の月の最初のミリ秒のタイムスタンプを日付形式で返します。

引数
引数 説明
date 評価する日付またはタイムスタンプ。
period_no period_no は整数で、値 0 は date を含む四半期を示します。period_no の値が負の場合は過去の四半期を、正の場合は将来の四半期を示します。
first_month_of_year 事業年度が 1 月以外の月に始まる場合は、first_month_of_year で 2 から 12 の間の値を指定します。

使用に適しているケース

quarterstart() 関数は、ユーザーがこれまで経過した四半期の端数を計算に使用する場合に、数式の一部として一般的に使用されます。例えば、ユーザーが四半期の特定の日付までに累積した利息を計算したい場合などに使用できます。

関数の例
結果
quarterstart('10/29/2005') 10/01/2005 を返します。
quarterstart('10/29/2005', -1 ) 07/01/2005 を返します。
quarterstart('10/29/2005', 0, 3) 09/01/2005 を返します。

地域の設定

特に指定のない限り、このトピックの例では次の日付書式を使用しています: MM/DD/YYYY。日付書式は、データ ロード スクリプトの SET DateFormat ステートメントで指定されています。既定の日付書式は、地域の設定やその他の要因により、システムによって異なる場合があります。以下の例の書式は、要件に合わせて変更できます。または、これらの例に一致するようにロード スクリプトの書式を変更できます。詳しくは「アプリとスクリプトの地域設定の変更」を参照してください。

アプリの既定地域設定は、ユーザー プロファイルに基づいています。これらの地域の書式設定は、Qlik Cloud ユーザー インターフェースに表示される言語とは関係ありません。Qlik Cloud は使用しているブラウザと同じ言語で表示されます。

アプリの作成者は、作成するアプリの既定の地域を設定できます。詳細については、「Qlik Cloud 分析 でアプリとスクリプトを作成するための優先地域設定の設定」を参照してください。

例 1 – 追加の引数なし

例 2 – period_no

例 3 – first_month_of_year

例 4 – チャート オブジェクトの例

例 5 – シナリオ

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