inweek - スクリプトおよびチャート関数
この関数は、timestamp が base_date を含む週にある場合、True を返します。
構文:
InWeek (timestamp, base_date, period_no[, first_week_day])
戻り値データ型: ブール値
Qlik Sense では、真のブール値は -1 で表現され、偽の値は 0 で表現されます。
inweek() 関数は、base_date 引数を使用して、日付が含まれる 7 日間を特定します。週の始めの曜日は、 FirstWeekDay システム変数に基づいています。ただし、 inweek() 関数で first_week_day 引数を使用して、週の最初の曜日を変更することもできます。
選択した週が定義されると、指定された日付値をその週セグメントと比較する際、関数はブール値の結果を返します。
使用に適しているケース
inweek() 関数はブール値の結果を返します。通常、このタイプの関数は if expression の条件として使用されます。inweek() 関数は、評価する日付が base_date 引数の選択した日付を含む週に入っているかによって集計または計算が返されます。
例えば、inweek() 関数を使用して、特定の週に製造されたすべての機器を識別することができます。
引数 | 説明 |
---|---|
timestamp | base_date と比較する日付。 |
base_date | 週の評価に使用する日付。 |
period_no | 週は period_no によって補正することができます。period_no は整数で、値 0 は base_date を含む週を示します。period_no の値が負の場合は過去の週を、正の場合は将来の週を示します。 |
first_week_day |
既定では、週の最初の曜日は日曜日 (FirstWeekDay システム変数で決定) で、土曜日と日曜日の間の午前 0 時に始まります。 first_week_day パラメータは FirstWeekDay 変数に取って代わります。別の曜日から始まる週を指定するには、0~6 でフラグを指定します。 |
毎日 | 値 |
---|---|
月曜日 | 0 |
火曜日 | 1 |
水曜日 | 2 |
木曜日 | 3 |
金曜日 | 4 |
土曜日 | 5 |
日曜日 | 6 |
地域の設定
特に指定のない限り、このトピックの例では次の日付書式を使用しています: MM/DD/YYYY。日付書式は、データ ロード スクリプトの SET DateFormat ステートメントで指定されています。既定の日付書式は、地域の設定やその他の要因により、システムによって異なる場合があります。以下の例の書式は、要件に合わせて変更できます。または、これらの例に一致するようにロード スクリプトの書式を変更できます。詳しくは「アプリとスクリプトの地域設定の変更」を参照してください。
アプリの既定地域設定は、ユーザー プロファイルに基づいています。これらの地域の書式設定は、Qlik Cloud ユーザー インターフェースに表示される言語とは関係ありません。Qlik Cloud は使用しているブラウザと同じ言語で表示されます。
アプリの作成者は、作成するアプリの既定の地域を設定できます。詳細については、「Qlik Cloud Analytics でアプリとスクリプトを作成するための優先地域設定の設定」を参照してください。
例 | 結果 |
---|---|
inweek ('01/12/2006', '01/14/2006', 0) | TRUE を返します |
inweek ('01/12/2006', '01/20/2006', 0 ) | FALSE を返します |
inweek ('01/12/2006', '01/14/2006', -1 ) | FALSE を返します |
inweek ('01/07/2006', '01/14/2006', -1) | TRUE を返します |
inweek ('01/12/2006', '01/09/2006', 0, 3) | first_week_day が 3 (木曜日) に指定されており、これにより 01/12/2006 が、01/09/2006 を含む週の次の週の開始日となるため、FALSE を返します。 |
これらのトピックは、この関数を使用するのに役立つかもしれません。
トピック | 既定 フラグ / 値 | 説明 |
---|---|---|
FirstWeekDay | 6 / 日曜日 | 各週の開始日を定義します。 |