変換関数
変換関数は、入力テキスト項目または数式のコンテンツを評価し、結果として返される数値に、指定されたデータ形式を適用します。これらの関数を使用して、小数点記号、3 桁区切りの記号、および日付書式などの属性を含むデータ型に基づいて数値の書式を指定できます。
この変換関数は、すべて文字列と数値の両方を持つデュアル値を返しますが、文字列から数値への変換を実行するものとみなすことができます。この関数は、入力式のテキスト値を取得し、文字列を表す数値を生成します。
それに対して、書式設定関数は上記の正反対のことを行います。つまり数式を取得し、それを文字列として評価し、結果として返されるテキスト値の表示形式を指定します。
変換関数が使用されない場合、Qlik Sense は、スクリプトの変数とオペレーティング システムが定義する既定の数値、日付、時間の書式を使用して、データを数値、日付、時刻、タイムスタンプ、文字列の組み合わせとして解釈します。
すべての変換関数は、データ ロード スクリプトおよびチャート式の両方で使用できます。
情報メモすべての数値表現で小数点に小数点の記号を使用しています。
各関数のドロップダウンを使用すると、その関数の簡単な説明や構文を確認できます。詳細を表示するには、構文の説明にある関数名をクリックします。
Date# は、2 番目の引数で指定されている書式で日付として、数式を評価します。 形式コードが省略されている場合は、オペレーティング システムが使用している既定の日付形式が使用されます。
Date# - スクリプトおよびチャート関数(text[, format])
Interval#() は、既定では、テキスト表現をオペレーティング システムの書式設定の時間間隔として評価します。ただし、2 番目の引数で書式が指定されている場合は、その書式の時間間隔として評価します。
Interval# - スクリプトおよびチャート関数(text[, format])
Money#()は、形式の文字列がある場合を除き、ロード スクリプトまたはオペレーティング システムで設定された形式で、テキスト文字列を金額値に変換します。カスタムの小数点および桁区切り記号は、オプションのパラメータです。
Money# - スクリプトおよびチャート関数(text[, format[, dec_sep[, thou_sep ] ] ])
Num#() は、テキスト文字列を数値として解釈します。つまり、2 番目のパラメータで指定された形式を使用して、入力文字列を数値に変換します。2 番目のパラメーターを省略すると、データ ロード スクリプトで設定された 10 進数と 1000 進数の区切り文字が使用されます。カスタムの小数点および桁区切り記号は、オプションのパラメータです。
Num# - スクリプトおよびチャート関数(text[
, format[, dec_sep[
, thou_sep]]])
Text() は、数値として解釈できる場合でも、数式をテキストとして処理します。
Text(expr)
Time#() は、書式文字列が提供されている場合を除き、データ ロード スクリプトまたはオペレーティング システムの時刻書式設定で、数式を時刻値として評価します。。
Time# - スクリプトおよびチャート関数(text[, format])
Timestamp#() は、書式文字列が提供されている場合を除き、データ ロード スクリプトまたはオペレーティング システムのタイムスタンプ書式設定で、数式を日付と時刻の値として評価します。
Timestamp# - スクリプトおよびチャート関数 (text[,
format])