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作成方法: レイアウト コンテナを使用した動的分析

この例では、レイアウト コンテナを使用した動的かつインタラクティブなシート コンテンツを作成する方法を紹介します。レイアウト コンテナはグリッドに制約されないデザインと積み上げビジュアライゼーションをサポートしており、分析コンテンツの配置を柔軟に制御できます。さらに、他のコンテナ オブジェクトと同様に、変数や選択状態などのさまざまな条件に応じて異なる情報を動的に表示できます。

この例では、複数のチャートの情報を 1 つのオブジェクトとして表示する、レイアウト コンテナを構築する方法を示しています。一般的な設計手法としては、次のようなものがあります。

  • 類似するオブジェクトを対称的に配置し、スタイルを使用してデータの異なるセクションを区別する。

  • レイアウト コンテナ内の個々のオブジェクトの境界線を削除し、完了したらオブジェクト全体に境界線を追加する。

  • ユーザーの操作に応じて異なるオブジェクトまたはデータを条件付きで表示する (この例では、ユーザーが詳細を表示または非表示にできる棒グラフ)。

  • 複数の異なるオブジェクトを並べて配置した複合要素を構築する (この例では、オン/オフ スイッチのように動作するインタラクティブ ボタン)。

  • ユーザーがデータを詳しく調べる必要があるときに、複数の方法でデータを選択およびフィルタリングできるようにする。

最終結果

完成したレイアウト コンテナの例

準備

新しいアプリを作成し、ロード スクリプトの例データ ロード エディター の新しいセクションに貼り付けます。次に、データをロードします。

データをロードしたら、シート表示に切り替えます。

ロード スクリプトの例

パート 1: 変数を作成する

最初に、変数を作成します。この変数は、後で追加する条件の基準として使用されます。変数の値は、ボタン オブジェクトとのインタラクションによって分析中に変更されます。

次の変数を作成します。[定義] を =false() に設定します。

  • vViewChartValues

変数の作成

パート 2: レイアウト コンテナを作成する

  1. アセット パネルで [拡張 カスタム オブジェクト] > Dashboard bundle を開き、Layout container をシートにドラッグします。

  2. コンテナのサイズをシート グリッド上で 17×10 マスになるように調整します。

パート 3: レイアウト コンテナにビジュアライゼーションを追加する

次に、レイアウト コンテナにビジュアライゼーションを追加します。

パート 4: プレゼンテーションの完成

タイトルと境界を追加して、レイアウト コンテナを完成させます。

  1. プロパティ パネルで、 [スタイル] > [一般] を展開します。

  2. タイトルを「Late vs. Non-Late Orders - Sales Impact」に設定します。

  3. [スタイル] > [プレゼンテーション] を展開します。

  4. [チャートを内部に保つ] をオンにします。

  5. パレット [スタイル指定] をクリックします。

  6. [境界] に次のプロパティを設定します。

    • 枠線: 2 px

    • 色: #7b7a78

  7. [] に次のプロパティを設定します。

    • 標準サイズ

    • 色: #7b7a78

結果

シート編集モードを終了します。トグル スイッチ ボタンをクリックすると、シンプルな棒グラフと詳細な棒グラフが切り替わります。

[値の表示] をオフにしたレイアウト コンテナ

値ラベルのない棒グラフが表示されている、「値の表示」をオフにしたレイアウト コンテナ

[値の表示] をオンにしたレイアウト コンテナ

値ラベルがある棒グラフが表示されている、「値の表示」をオンにしたレイアウト コンテナ

チャート上部の Not Late および Late のタイトルをクリックします。これらの要素をクリックすると、アプリ内で対応する値が選択されることがわかります。

Late Status 項目で Not Late が選択されたレイアウト コンテナ。

「Late Status」項目で選択されたレイアウト コンテナ。

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