マスター アイテムを使用したアセットの再利用
ビジュアライゼーションを作成および構成する際、アセットを保存して他のビジュアライゼーションや他のシート上で再使用することができます。ビジュアライゼーション、軸、メジャーをマスター アイテムとして保存できます。アプリが公開されると、マスター アイテムはすぐに使用可能なビジュアライゼーション、軸、メジャーとして他のユーザーに表示されます。
マスター アイテムに加えた変更は、そのマスター アイテムが利用されているすべての部分に反映されます。たとえば、任意の数のビジュアライゼーションでマスター メジャーを使用することができますが、1 つのインスタンスでの更新のみでビジュアライゼーションのメジャーのすべてのインスタンスを更新することができます。
つまり、マスター アイテムを作成・維持することには、他のユーザーにビジュアライゼーションを備えた既存シートを提供し、データのさらなる活用方法を模索する機会を与えるという目的があります。ユーザーは事前に作成されたマスター軸やマスター メジャーなどを利用して独自のビジュアライゼーションを作成できるようになります。
マスター アイテムを操作するための権限
Qlik Cloud Analytics 内の共有スペースと管理スペースでは、アプリ内のマスター アイテムを操作するために特定の権限が必要です。以下のセクションでは、マスター アイテムを操作するためのユーザー要件について説明します。
詳細については、次を参照してください
アプリでマスター アイテムを表示する
アプリでマスター アイテムを表示するには、次が必要です。
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Qlik Cloud テナントでの Professional 資格または Full User 資格。
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共有スペースのアプリ: スペースでの、[所有者]、 [管理可能]、 [アプリでデータ編集可能]、または [編集可能] ロール。
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管理スペースのアプリ: スペースでの [所有者]、 [管理可能]、または [寄与可能] ロール。または、アプリのみへの [寄与可能] アクセス権がある場合は、マスター アイテムを表示できます。
マスター アイテムの作成、編集、削除
アプリでマスター アイテムを作成、編集、削除するには、次が必要です。
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Qlik Cloud テナントでの Professional 資格または Full User 資格。
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共有スペースのアプリ: スペースでの、[所有者]、 [管理可能]、 [アプリでデータ編集可能]、または [編集可能] ロール。
公開アプリのマスター アイテムの作成、編集、削除はできません。代わりに、ソース アプリでこれらのアクションを実行し、管理スペースにアプリを再公開してください。