Azure OpenAI 分析ソース
Azure OpenAI 分析コネクタを使用して、Azure の Cognitive Services 内で使用可能な Microsoft の Azure OpenAI サービスと通信します。このコネクタを使用すると、ChatGPT を強化するような生成 AI モデルからのコンテキストと分析の豊かさで Qlik Sense アプリを充実させることができます。
Azure OpenAI 分析コネクタでは、アプリのデータ モデルからのデータを Azure OpenAI サービスに送信できます。この分析ソースには、Analytics アクティビティ センター、またはアプリ内の [作成] ページから接続できます。
Qlik Cloud で ML エンドポイントを有効にする
このコネクタを使用するには、機械学習エンドポイントが Administration アクティビティ センターで有効化されている必要があります。 スイッチは、 [設定] セクションの [機能コントロール] にあります。スイッチを使用します。
詳細については、「機械学習エンドポイントの分析接続を有効にします。」を参照してください。
制限事項
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このコネクタを介してアクセスされる API では、エンドポイント クォータとレート制限が適用されます。これらは、Microsoft Azure サービスの個別の条件に従うものとします。
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Azure OpenAI 分析コネクタの使用は、Qlik Sense のリロードとチャートの応答性に影響を与え、パフォーマンスを制限します。パフォーマンスへの影響の度合いは、ユース ケースによって異なります。
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このコネクタの異なる構成は、以下の制限下でエンドポイント サービスにデータを送信します。
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OpenAI Completions API - 行: 1 回のリクエストの上限は 25 行で、一度に送信される最大バッチサイズは 20 行です。
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OpenAI Chat Completions API - 行: 1 回のリクエストの上限は 25 行で、一度に送信される最大バッチサイズは 20 行です。
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アプリケーションが定期的にリロードされるシナリオでのベストプラクティスは、QVD ファイルを使用して推測をキャッシュし、新しい行のみを予測エンドポイントに送信することです。これにより、Qlik Sense アプリケーションのリロードのパフォーマンスが向上し、 エンドポイントの負荷が軽減されます。
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相対接続名を使用していて、共有スペースから別の共有スペースにアプリを移動する場合、または共有スペースからプライベートスペースにアプリを移動する場合は、新しいスペースの場所を反映して更新されるまでに時間を要します。