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フィルター パネル

フィルター パネルを追加すると、シート上のビジュアライゼーションに表示されるデータを管理できます。フィルター パネルは、一度に複数ののデータをフィルターできます。

たとえば、売上高の経時的変化を示すチャートがあれば、フィルター パネルを使用して、選択した期間、特定の製品カテゴリ、特定の地域の売上高のみを表示するように、チャートのデータを制限できます。

軸を追加すると、利用可能なスペースに応じて、前の軸の右側または下に配置されます。スペースが十分ある限り、軸は展開リストとして表示されます。スペースが十分にない場合、最初に追加された軸がフィルター パネルになります。

Year、Quarter、Month 軸で選択を行った状態。

選択を行ったフィルター パネル。

使用に適しているケース

フィルター パネルでは簡単に複数を選択でき、自分の思い通りにデータ セットを定義できます。データ セットを明確に定義することで、特定の関心分野のデータを探索できるようになります。

フィルター パネルの選択メニュー オプション (絞込値を選択、代替値を選択、除外値を選択) を使用すると、データ セットを調整したり、前の選択条件と結果を比較することができます。

長所

フィルター パネルは選択の実行やデータ セットの定義に役立つほか、異なる値の相互関係 (関連付け) を確認できます。データ間の関係の有無は、緑、白、グレーの 3 色で示されます。また、これらの関連付けを分析することで、1 人の営業担当者が抱える顧客数が多すぎる、または特定地域の営業担当者が不足している、といった新たな発見が可能になります。

短所

軸に値が大量に含まれる場合、データの管理が困難になる可能性があります。

フィルター パネルでの選択

分析中、フィルター パネル リストボックスで選択を行います。折り畳まれたフィルター パネルの軸をクリックすると、選択リストボックスが開きます。

選択を行うと、各フィルター パネル軸の最下部にある小さなバーに反映されます。このバーでは、選択済み (緑)、絞込 (白)、代替 (薄いグレー)、除外 (濃いグレー) の 4 つのステートが使用されます。ロックされた値にはロック アイコンが付いています。選択の詳細は、シートの上にある選択バーに表示されます。アイテムをクリックすると、詳細を確認したり、選択を変更できます。

フィルター パネルの各リストボックスに対して、選択動作をカスタマイズすることができます。詳細については、「選択操作の変更」を参照してください。

シート上のビジュアライゼーションに表示するため、各軸の項目がフィルターされます。

選択を行ったフィルター パネル。

フィルター パネル リストでの選択

フィルター パネルに十分なスペースがある場合、軸の値はリストボックスに表示されます。リストボックスでは、単一の値をクリックして選択するか、複数の値を描画で選択することができます。タッチ式デバイスでは、2 本の指でリストボックスをタップして、値の範囲を選択することもできます。

Region フィルター パネルで選択された Germany、Japan、および Nordic。

3 つの値が選択されたフィルター パネル。

選択ツール

選択ツールには、アプリで項目と軸の概要を閲覧できるオプションがあります。選択ツールでは、アプリ内で使用されているかどうかに関係なく、アプリの全項目と全軸で選択を行うことができます。

分析中に、選択ツール をクリックして選択ビューを開きます。

表示の制限

応答型の設計

フィルター パネルは応答型設計になっているため、軸をいくつでも含めることができます。スペースが限られている場合は、すべての軸が表示されるように各軸のサイズを小さくできます。

 

以下の画像は、編集中のフィルター パネルの例です。5 つの軸のうち 3 つだけが表示されています。表示される軸の下に追加のアイテムがあります。これをクリックすると、残りの軸がリストされます。

編集モードのフィルター パネル。

編集ビューのフィルター パネル。

フィルター パネルの編集を終了して分析モードに入ると、すべての軸が表示されたフィルター パネルが表示されます。スペースの不足によりすべての項目を表示できない場合は、表示された軸の下の ↓ をクリックすると、残りの軸を表示できます。

分析モードのフィルター パネル、展開されたドロップ ダウン リストに追加の軸が表示された状態。

5 つの軸を持つ分析モードのフィルター パネル。

全画面ビュー

全画面表示ではフィルター パネルは最大化され、できるだけ多くの軸が拡張された状態で表示されます。全軸を展開した状態で表示できない場合は、直近に追加された軸が優先的に右側に展開された状態で表示されます。この優先順位は、プロパティ パネルの [] で変更できます。軸をドラッグして、優先順位を変更します。

キーボード ナビゲーション

キーボードを使用してフィルター パネルを操作できます。矢印キーまたは Tab キーを使用して、シートの異なるオブジェクト間を行き来することができます。フィルター パネルにフォーカスした後、Enter キー、Space キー、Esc キーを使用してフォーカスを次のレベルの間で移動します。

  • フィルター パネル全体

  • フィルター パネル内のリストボックス

  • 各リストボックス内の値

フィルター パネルのキーボード コントロール

キーボード ナビゲーション

説明

Space キーまたは Enter

フィルター パネルにある最初のリストボックスにフォーカスを移動します。別のキーを押すと、そのリストボックスの最初の値にフォーカスを移動します。

フォーカスが折りたたまれたリストボックス上にある場合は、Enter キーを押してポップオーバーにあるリストボックスを開きます。

Escフォーカスを 1 つ前のレベル (リストボックスの値からフィルター パネル オブジェクト) に戻します。

右矢印

フォーカスがフィルター パネル内の個別のリストボックス上にある場合は、右矢印キーを押すと右側にある次のリストボックスにフォーカスが移動します。

フォーカスがリストボックス内の値にある場合は、右矢印キーを押すとリストボックス内の次の値に移動します。

左矢印

フォーカスがフィルター パネル内の個別のリストボックス上にある場合は、左矢印キーを押すと左側にある次のリストボックスにフォーカスが移動します。

フォーカスがリストボックス内の値にある場合は、左矢印キーを押すとリストボックス内の前の値に移動します。

フォーカスがフィルター パネル内の個別のリストボックス上にある場合は、上矢印キーを押すと前のリストボックス (現在のリストボックスの左側または上側) にフォーカスが移動します。

フォーカスがリストボックス内の値にある場合は、上矢印キーを押すとリストボックス内の前の値に移動します。

フォーカスがフィルター パネル内の個別のリストボックス上にある場合は、下矢印キーを押すと次のリストボックス (現在のリストボックスの右側または下側) にフォーカスが移動します。

フォーカスがリストボックス内の値にある場合は、下矢印キーを押すとリストボックス内の次の値に移動します。

キーボード ナビゲーションの詳細については、「アプリのキーボード ナビゲーションとショートカット」をご覧ください。

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