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スペースのメンバーではないユーザーとのアプリの共有

詳細アクセス制御により、ユーザーまたはユーザー グループをスペースのメンバーにすることなく、共有スペースまたは管理スペースのアプリをユーザーまたはユーザー グループと共有できます。共有するアプリとアプリの受信者を選択することにより、スペースの管理を低減し、管理を簡素化します。選択したユーザーは、そのユーザーと共有されたアプリのみにアクセスできます。

情報メモ詳細アクセス制御として知られているこの機能は、Qlik Cloud Analytics Standard または Qlik Sense Business では使用できません。
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スペースのメンバー以外とアプリを共有

管理可能ロールのあるスペースの所有者とユーザーは、共有または管理スペースからアプリを共有できます。アプリを共有する場合は、ユーザーが アプリで作業できる内容を確定するためにユーザーに役割を割り当てます。共有スペースでは、閲覧可能の役割のみを割り当てることができます。管理スペースでは、閲覧可能寄与可能ビューが制限されていますを割り当てることができます。アプリは、個人スペースからは共有できません。

テナント管理者がグループを有効化している場合は、ユーザーのグループと自分のアプリを共有することができます。ユーザーが、アプリで個人権限およびグループ権限を持つ場合は、最も高い権限レベルが適用されます。ユーザー グループは ID プロバイダーで作成されます。

情報メモ テナント管理者または分析管理者は、スペースでの [管理可能] の役割を自身に割り当て、アプリを共有できるようにすることができます。テナント管理者は、スペースの所有権を取得してアプリを共有することもできます。

次の手順を実行します。

  1. 共有または管理スペースで、共有するためにアプリの 詳細 をクリックして、[共有] を選択します。

  2. ユーザーまたはユーザー グループのユーザー名またはメール アドレスを検索します。

  3. ユーザーの権限を選択します。

  4. [共有] をクリックします。

また、テナントのユーザーともアプリを共有できます。

次の手順を実行します。

  1. 共有または管理スペースで、共有するためにアプリの 詳細 をクリックして、[共有] を選択します。

  2. <テナント名> の [Anyone at] (すべてのユーザー) の横のドロップダウンで権限を選択します。

  3. [完了] をクリックします。

権限の詳細

スペースとアプリそれぞれに含まれる異なる役割の権限の詳細説明については、次を参照してください。

共有スペースでの権限の管理

管理スペースでの権限の管理

アプリ共有に対する役割が必要条件に一致しない場合は、ユーザーをスペースのメンバーにすることを検討してください。スペースのメンバーは、さらに多くの役割を利用できます。

スペース内の共有 アプリ ユーザーの管理

共有アプリのユーザは、スペースのメンバー セクションで管理します。共有アプリのユーザーはスペースのメンバーではありませんが、スペースにある 1 つ以上のアプリへのアクセス権があります。

アクセス権を取得するための 3 つの異なる方法は次のとおりです。

  • スペースのメンバーとして

  • アプリが共有されたユーザーとして

  • アプリが共有されたグループの一員として

通常、アプリへの複数の異なるアクセス権をユーザーに付与することは望ましくありませんが、 このオプションにより、柔軟で簡素化した管理が実現します。

共有アプリのユーザーが アプリ でできることは、アプリの共有時に割り当てられた役割のみで決定されるわけではありません。その権限は、ユーザーの資格 (Professional または Analyzer) や、ユーザーに割り当てられた以前のスペースの権限によっても影響を受けます。アプリのユーザーのできることは常に、最上位のアプリ権限によって決定されます。ユーザーとアプリ共有して、ユーザーに閲覧可能権限のみを割り当てても、ユーザーはそれよりも上位の権限、たとえば寄与可能を引き続き保持します。アプリの共有時に付与された アプリ の権限が、上位の既存の権限を上書きすることはありません。

共有アプリのユーザーは、共有アプリでスペースを開くことができますが、表示できるのは、スペース内のすべてのアプリではなく、共有アプリのみです。ユーザーは、スペースの詳細を表示することもできますが、メンバー セクションを表示することはできません。

メンバー リストの開き方

次の手順を実行します。

  1. Qlik Sense SaaSのナビゲーション メニュー。 をクリックして [分析サービス] を選択します。

  2. [カタログ] を開きます。

  3. [スペース] リストで、管理するスペースを選択します。

  4. [スペースの詳細] をクリックして、 [メンバー] を選択します。

メンバー リストには、スペースのメンバーおよび共有アプリのユーザーの両方が表示されます。メンバーはスペース アイコンで、共有アプリのユーザーはアプリ アイコンで表されます。次の画像では、[Anna] はスペースのメンバーで、さらに 2 つのアプリが彼女と共有されていることが分かります。彼女には複数の役割があり、プロファイルを展開するとそれらの役割が表示されます (Anna の展開したプロファイルの画像を参照)。

[Ali] はスペースのメンバーで、スペースでの管理可能の権限があり、共有アプリはありません。ユーザーに異なる権限がある場合は、最上位の権限が表示されます。

[Anna 2] はスペースのメンバーではなく、「デモ アプリ - 初心者向けチュートリアル」への閲覧可能権限のみを有しています。スペース内でその他のアプリを開くことはできません。

共有スペース内のメンバー リスト

展開した Anna のプロファイルでは、彼女はスペースの所有者であり、そのために、このスペースからスペースのメンバー以外とアプリを共有できることが分かります。2 つのアプリが彼女と共有されており、彼女に割り当てられた役割が閲覧可能のみであっても、彼女はスペースの所有者として、アプリを開いたりコンテンツを表示したりする以上の多数のアクションを実行することができます。

共有アプリ ユーザーは、対応する権限のあるスペースのメンバーとして、アプリ内で同様のアクションを実行することができます。唯一の例外はメモで、共有アプリのユーザーは個人スペースでのみメモを作成できます。

Anna の展開したプロファイル

メンバー リストの編集

管理可能権限のあるスペースの所有者およびユーザーが、メンバー リストを編集できます。検索に加えて、役割とアクセスによるフィルタリング オプションにより、編集するユーザーまたはグループの検索が容易になります。

共有アプリのユーザーに影響を及ぼすアクション

詳細のアクション メニュー (詳細) で、共有アプリのユーザーを編集できます。

共有スペースで、ユーザーをスペースのメンバーとして追加したり、ユーザーのアプリへのアクセス権を削除したりできます。閲覧可能の役割は編集できません。

管理スペースで、ユーザーをスペースのメンバーとして追加したり、ユーザーのアプリへのアクセス権を削除したりできます。役割は編集できますが、ユーザーには最低 1 つの役割が必要です。

スペースのメンバーで共有アプリのあるユーザーに対しては、スペースのメンバー権を削除して共有アプリのユーザー権を保持するか、その逆を実行することができます。またそうしたユーザーの共有アプリのいくつかに対するアクセス権のみを削除することもできます。

次の場合に、アプリを共有しているユーザーは共有アプリにアクセスできなくなります。

  • アプリが削除された

  • アプリが別のスペースに移動された

  • アプリが複製され、元のアプリが削除された

情報メモアプリは再公開後も引き続き利用できます。

スペースごとの共有制限

アプリ共有に対してはスペースごとに次の制限があります。個人ユーザーの制限に達した場合は、個人ユーザーをユーザー グループまたはスペースのメンバーにすることを考慮してください。

アプリごとの最大共有数 200
ユーザー/ユーザー グループごとの最大共有数 200
スペースあたりの最大共有数 200
情報メモQlikView アプリは共有できません。

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