Qlik Cloud テナントに追加せずにデータを分析する

Qlik 匿名アクセスを使用すると、Qlik Cloud テナント外のユーザーは Qlik Sense アプリから分析を参照できます。このヘルプトピックでは、この分析コンテンツが共有されたときに、そのコンテンツをどのように使用できるかについて説明します。

匿名アクセスでコンテンツにアクセスする場合、ログインは必要ありません。セッションは 15 分間続きます。アプリを引き続き使用する場合は、ブラウザーを更新して別の 15 分間のセッションを開始します。

匿名アクセスの詳細については、「匿名アクセスによるアプリコンテンツの共有」を参照してください。

Qlik 匿名アクセスサブスクリプションは Qlik Cloud Government では使用できません。

このヘルプトピックは、Qlik Sense の使用に焦点を当てた他のヘルプトピックを参照します。これらのヘルプトピックに記載されている一部の機能は、Qlik Cloud テナントのメンバーでなければ使用できません。

Qlik 匿名アクセスサブスクリプションから分析にアクセスする方法

Qlik Cloud にアクセスできない場合、Qlik 匿名アクセスのコンテンツが共有された方法として、アプリへの匿名アクセスリンクを経由する方法と、他のウェブページやアプリケーションに直接埋め込まれたコンテンツとして共有される 2 つの方法が考えられます。

匿名アクセスリンクからアプリを参照する

アプリはリンクとして共有されている可能性があります。このリンクを開くと、ログインまたは資格情報を提供する必要はなく、リンク内の分析コンテンツにすぐにアクセスできます。

埋め込み分析からのデータ分析

外部のウェブページまたはアプリケーションに直接埋め込まれた Qlik 分析コンテンツを使用している可能性があります。この場合、分析は 1 つ以上の埋め込みシートの形をとることも、個々のビジュアライゼーションで構成することもできます。

ユーザーインターフェイス

表示されるユーザーインターフェイスは、一連のシートを表示しているか、単一のビジュアライゼーションを表示しているかに応じて異なります。たとえば、アプリへのリンクが提供されている場合、以下のすべてのセクションが関連します。外部の場所に埋め込まれた分析については、以下のセクションと独自のオプションとの間に違いが見られる場合があります。

アプリのナビゲーション

ナビゲーションバーの使用

インターフェイスの上部にあるナビゲーションバーを使用すると、アプリ内のさまざまなビューを切り替えることができます。ナビゲーションバーのドロップダウンメニューを使用して、次のビューを切り替えます。

概要: 使用できるアプリコンテンツの概要を取得します。[シート] タブと [ブックマーク] タブを使用できます。シートをクリックして開き、ブックマークをクリックしてアプリ全体に定義済みのデータフィルターを適用します。検索バーを使用してコンテンツを検索します。

アプリ概要
シート: ここではシートの形式で分析を参照できます。とをクリックしてシートを切り替えるか、展開可能な [アセット] パネルを使用します。

シート表示の分析モード

アプリの詳細エリア

インターフェイス上部のナビゲーションバーで、アプリ名またはアイコンをクリックし、アプリの詳細エリアを展開します。または、 3 つのドットのメニューをクリックし、 [詳細を表示] をクリックします。

このエリアでは、データが最後にリロードされた日時など、アプリに関する詳細情報を表示できます。

タッチ画面モード

タッチ対応のオン/オフを切り替えることができます。インターフェイス上部のナビゲーションバーで 3 つのドットのメニューをクリックしてから、 [タッチ画面モード] の切り替えスイッチを使用します。

シートの参照

シートは、データの分析と調査に役立つように整理されたビジュアライゼーションのコレクションです。選択はすべてのアプリシートにわたってグローバルに適用されます。つまり、選択を実行してシートを切り替えると、その選択は他のすべてのシートに適用されたままになります。

アセットパネル

[アセット] をクリックすると、簡略化されたアセットパネルが展開され、次を選択できます。

シート: 他のシートに移動して、各シートのその他のオプションにアクセスします。
ブックマーク: すべてのブックマークを表示し、それらを適用して、事前に構成された選択に基づいて分析を参照します。ブックマークの詳細については、「ブックマークの選択」を参照してください。

分析モードのアセットパネル

シートのダウンロード

次のいずれかの方法でシートを PDF としてダウンロードできます。

インターフェイスの上部にあるナビゲーションバーでをクリックし、 [シートを PDF としてダウンロード] をクリックします。
[アセット] を展開し、 [シート] に移動して、シートの横にあるをクリックします。次に、 [シートを PDF としてダウンロード] をクリックします。

選択による分析の参照

[選択] は、Qlik Sense におけるインタラクティブ分析の基礎となります。選択を適用して、分析コンテンツ全体のデータをフィルタリングします。選択を行うことで、データの特定のサブセットに関する洞察を明らかにし、比較分析を実行できます。

詳細については、「選択による探索」および関連トピックを参照してください。

3 つの選択肢がある選択バー。1 つはロックされています。 — 選択バーには現在選択されている項目が表示され、それらの項目を管理できます。

次の方法で選択できます。

さまざまな方法でビジュアライゼーションを操作する。

ビジュアライゼーションでの選択の種類
チャート内または選択バーで検索する。

選択またはビジュアライゼーション内での検索
選択ツールを使用する。分析中に、をクリックして選択ビューを開きます。選択ツールにより、フィルタリング可能な分析コンテンツのスタンドアロンビューが提供され、選択が適用できるようになります。

選択ツールの使用
分析コンテンツ用のグローバル検索ツールである、スマート検索を使用します。

スマート検索の使用

選択に対するその他のアクションは次のとおりです。

選択バーで選択した項目をクリックします。これにより、既存の選択内容の検索、選択内容のロックまたはロック解除、さらに変更ができます。
選択バーで、をクリックして、選択を削除します。アイコンをクリックしてすべての選択をクリアします。
とをクリックして、選択内容を前後に移動します。

ビジュアライゼーションの操作

ビジュアライゼーションはインタラクティブであり、選択を実行してデータをフィルタリングできます。「選択による分析の参照」を参照してください。

その他、ビジュアライゼーションを右クリックするか、コンテキストメニュー 3 つのドットのメニューを使用して、次のような他のアクションを実行できる場合もあります。

全画面: 画像、PDF、データファイルなどのさまざまな形式でビジュアライゼーションをダウンロードします。
詳細を表示: ビジュアライゼーションを構成する項目とマスターアイテムを表示します。依存関係を表示することで、それらを構成する項目とそのソースを確認できます。

ビジュアライゼーションの詳細を表示する
探索メニュー: シートの選択や編集を行うことなく、特定のビジュアライゼーションのプロパティを変更します。参照先: 視覚的な探索
データを表示: テーブル内のビジュアライゼーションのデータを表示します。
ダウンロード: 画像、PDF、データファイルなどのさまざまな形式でビジュアライゼーションをダウンロードします。

ビジュアライゼーションのダウンロード