GetExcludedCount - チャート関数
GetExcludedCount() は、特定した項目に含まれる除外された個別の値の数を検出します。除外された (濃いグレー) 項目のみがカウントされます。代替値 (薄いグレー) および選択された除外値 (チェックマーク付きの濃いグレー) はカウントされません。
構文:
GetExcludedCount (field_name)
戻り値データ型: 文字列
選択バーや各選択状態で使用される色は、カスタム テーマを使用して変更できます。カスタム テーマを使用しているアプリで作業している場合、選択内容がヘルプ トピックで説明されている色と同じ色で表示されないことがあります。
引数 | 説明 |
---|---|
field_name | メジャー対象となるデータ範囲が含まれている項目です。 |
次の表には、この関数に関連するその他の関数が示されています。
関数 | 相互作用 |
---|---|
GetStateCounts - チャート関数 |
GetStateCounts() を使用すると、単一の関数呼び出しを使用して、次の個数の計算を組み合わせることができます。
|
GetSelectedCount - チャート関数 | 選択された含められた値の個数を返します。 |
GetPossibleCount - チャート関数 | 可能な値の個数を返します。 |
GetAlternativeCount - チャート関数 | 代替値の個数を返します。 |
例と結果:
以下のサンプル スクリプトをアプリにロードした後、First name 用、Last name 用、Initials 用の 3 つのフィルター パネルを作成します。表内の各数式の例は、KPI チャートとして追加できます。
例 | 結果 |
---|---|
First name に値が選択されていない場合 GetExcludedCount (Initials) |
選択がないため、結果は 0 になります。 |
John が First name に選択されている場合 GetExcludedCount (Initials) |
結果は 5 になります。Initials には 5 つの除外値があり、濃い灰色で表示されます。JA 値は、First name の John という選択に関連付けられているため、白色で表示されます。 |
John と Peter が選択されている場合。 GetExcludedCount (Initials) |
結果は 3 になります。Initials では、John は 1 つの値に関連付けられ、Peter は 2 つの値に関連付けられます。 |
First name で John と Peter が選択され、Last name で Franc が選択されている場合。 GetExcludedCount ([First name]) |
結果は 3 になります。First name には 3 つの除外値があり、濃い灰色で表示されます。GetExcludedCount() では除外値のみがカウントされます。代替値および選択された除外値はカウントに含まれません。 |
First name で John と Peter が選択され、Last name で Franc と Anderson が選択されている場合。 GetExcludedCount (Initials) |
結果は 4 になります。Initials には 4 つの除外値があり、濃い灰色で表示されます。他の 2 つの値 (JA および PF) は、First name の選択項目 John および Peter に関連付けられているため、白色で表示されます。 |
First name で John と Peter が選択され、Last name で Franc と Anderson が選択されている場合。 GetExcludedCount ([Last name]) |
結果は 3 になります。Last name には次の 3 つの除外値があり、濃い灰色で表示されます。Brown、Carr、Elliot。値 Devonshire は薄い灰色 (代替値であることを示す) であるため、カウントには含まれません。 |
例で使用されているデータ:
Names:
LOAD * inline [
First name|Last name|Initials|Has cellphone
John|Anderson|JA|Yes
Sue|Brown|SB|Yes
Mark|Carr|MC|No
Peter|Devonshire|PD|No
Jane|Elliot|JE|Yes
Peter|Franc|PF|Yes ] (delimiter is '|');