Frac - スクリプトおよびチャート関数
Frac() は、x の小数部を返します。
小数部分は、Frac(x ) + Floor(x ) = x と定義されます。つまり、正の数値の小数部分は、数値 (x) と小数部分の前にある整数との差となります。
例: 11.43 の小数部分 = 11.43 - 11 = 0.43
-1.4 などの負の数の場合、 Floor(-1.4) = -2 となり、次の結果が得られます。
-1.4 の小数部分 = 1.4 - (-2) = -1.4 + 2 = 0.6
構文:
Frac(x)
戻り値データ型: 数値
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
x | 返す小数部の値 |
例と結果:
例 | 結果 |
---|---|
Frac( 11.43 ) |
0.43 を返します |
Frac( -1.4 ) |
0.6 を返します |
日付と時刻の数値表現から時間成分を抽出し、日付を省略します。 Time(Frac(44518.663888889)) |
[3:56:00 PM] を返します |