Mode - チャート関数
Mode() は、集計データで最も頻繁に登場する値 (モード値) を見つけます。Mode() 関数は、テキスト値と同様に数値も処理できます。
構文:
Mode({[SetExpression] [TOTAL [<fld {,fld}>]]} expr)
戻り値データ型: デュアル
引数 | 説明 |
---|---|
expr | メジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。 |
SetExpression | デフォルトでは、集計関数は選択されたレコード セットに対して集計を行います。Set 分析数式でレコード セットを定義することも可能です。 |
TOTAL | 関数の引数の前に TOTAL の文字が配置されている場合、現在の軸の値に関連しているものだけでなく、現在の選択範囲内にあるすべての可能な値に対して計算が実行されます。つまりチャート軸は無視されます。 TOTAL [<fld {.fld}>] (ここで、TOTAL 修飾子の後には、1 つまたは複数の項目名のリストがチャート軸変数のサブセットとして続く) を使用して、合計絞込値のサブセットを作成できます。 |
例 | 結果 |
---|---|
Mode(UnitSales) | UnitSales で最も頻繁に発生する値を返します。 NULL (-) を返します。1 つの値が他の値よりも頻繁に発生することはありません。 |
Mode(Customer) | Customer で最も頻繁に発生する値を返します。 NULL (-) を返します。1 つの値が他の値よりも頻繁に発生することはありません。 |
Mode(TOTAL UnitSales) | TOTAL 修飾子は、チャート軸を無視して、Unitsales で最も頻繁に発生する値を返します。 |
Mode({1} TOTAL UnitSales) | set 分析数式 {1} は、選択された内容に関係なく、評価されるレコード セットを ALL として定義します。たとえば、特定の顧客を選択した場合でも、データセット全体で最も頻繁に発生する UnitSales の値が返されます。 |