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Max - チャート関数

Max() は集計データの最高値を検出します。rank n を指定することで、n 番目に高い値を探し出すことができます。

ヒント メモFirstSortedValueおよび RangeMax 関数は、Max 関数と機能がよく似ています。必要に応じて、これらの解説も参照してください。

構文:  

Max([{SetExpression}] [TOTAL [<fld {,fld}>]] expr [,rank])

戻り値データ型: 数値

引数
引数説明
exprメジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。
rankrank のデフォルト値は 1 で、これは最大値に相当します。rank を 2 に指定すると、2 番目に高い値が返されます。rank を 3 に指定すると 3 番目に高い値が返され、以下同様に指定した順位に相当する値が返されます。
SetExpressionデフォルトでは、集計関数は選択されたレコード セットに対して集計を行います。Set 分析数式でレコード セットを定義することも可能です。
TOTAL関数の引数の前に TOTAL の文字が配置されている場合、現在の軸の値に関連しているものだけでなく、現在の選択範囲内にあるすべての可能な値に対して計算が実行されます。つまりチャート軸は無視されます。

TOTAL [<fld {.fld}>] (ここで、TOTAL 修飾子の後には、1 つまたは複数の項目名のリストがチャート軸変数のサブセットとして続く) を使用して、合計絞込値のサブセットを作成できます。

集計範囲の定義

例: チャートの数式
結果
Max(UnitSales)UnitSales 項目にある最大値を返します。
Max(UnitSales*UnitPrice) 注文の値は、(UnitSales) で販売された個数に単価を乗算して計算されます。 (UnitSales)*(UnitPrice) で算出されるあらゆる計算結果の最大値を返します。
Max(UnitSales, 2) 2 番目に大きい値を返します。
Max(TOTAL UnitSales)TOTAL 修飾子は、チャート軸を無視して、可能な限り最大値が見つかることを意味します。Customer が軸に設定されているチャートで TOTAL 修飾子を使用すると、各顧客の最大 UnitSales ではなく、全データセットにおける最大値が返されます。
Max({1} TOTAL UnitSales) set 分析数式 {1} は、選択された内容に関係なく、評価されるレコード セットを ALL として定義します。たとえば、特定の顧客を選択した場合でも、データセット全体で最大の UnitSales が返されます。

例 - Max の基本

例 - 月別の最大売上高を計算する Max のシナリオ

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