項目からのマスター メジャーの作成
アプリを使用して作業する場合は、再利用することができるようにマスター メジャーを作成できます。マスター メジャーは、アセット パネルの [項目] セクションで作成できます。
エンティティに名前を付けるときは、同じ名前を複数の項目、変数、またはメジャーに割り当てないでください。同じ名前のエンティティ間の競合を解決するには、厳密な優先順位があります。この順序は、これらのエンティティが使用されるすべてのオブジェクトまたはコンテキストに反映されます。この優先順位次のとおりです。
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集計の内部では、項目は変数よりも優先されます。メジャー ラベルは、集計内では関係がなく、優先されません。
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集計の外部では、メジャー ラベルは変数よりも優先され、変数は項目名よりも優先されます。
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さらに、集計の外部では、ラベルが実際には計算されたものである場合を除き、メジャー ラベルを参照することによりメジャーを再使用することができます。この状況では、自己参照のリスクを低減するためにメジャーの重要性は低下し、この場合、名前は メジャーラベルとして常に最初に解釈され、2 番目に項目名、3 番目に変数名として解釈されます。
次の手順を実行します。
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シート表示で、ツール バーの [シートを編集] をクリックします。
アセット パネルが左側に開きます。
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アセット パネルの [項目] をクリックします。
軸として使用する項目を右クリックし、[軸を作成] をクリックします。
[メジャーの新規作成] ダイアログが開き、選択された項目が表示されます。項目の名前が、メジャーの名前としても使用されます。
[数式] 項目で をクリックし、[数式を編集] ダイアログを開きます。
数式エディタに直接、数式を入力します (メイン ウィンドウ)。
数式に使用した項目名がチェックされ、数式の構文が検証されます。
ヒント メモ数式エディタに入力している間、数式の検証は継続的に実行されます。エラーが検出された場合は、画面左下に不正な部分についてのヒントが表示されます。ヒントの隣にあるアイコンをクリックすると追加のエラー情報を確認できます。数式エディタでは各行に番号が振られており、使用している構文がハイライトされます。
ヒント メモオンライン ヘルプを利用すると、現在選択している関数の詳細な説明を確認できます。オンライン ヘルプを表示するには、数式エディタで関数名をダブルクリックし、Ctrl キーと H キーを押してください。この機能は、関数名の後に数式の左括弧を入力すると使用できるようになります (ただし、キーボードを使用している場合に限られます)。[適用] をクリックして、[数式を追加] ダイアログを閉じます。
次にメジャーの説明データを入力する必要があります。
必要に応じて名前を編集します。
メジャーの説明文を入力します (オプション)。
説明を追加しないまま、用語集用語を定義としてマスター アイテムにリンクした場合、用語の定義が説明に使用されます。
色を指定する場合は、色ドロップダウンで をクリックし、以下のいずれかの方法で色を選択します。
- パレットでいずれかの色をクリックします。
- 16 進数の入力項目に 6 文字の色コードを入力します。
- ダイアログの下部で をクリックし、色ホイールで色を選択し、任意で彩度スライダーを調整します。
タグを追加します (オプション)。
オプションで、用語集にアクセスできる場合、メジャーを用語集用語にリンクします。
数値書式では、次を選択できます:
- 自動
- 数値
- Money
- Date
- 期間
- Custom (カスタム)
- 数式の評価
- [追加] をクリックします。
これでメジャーがマスター アイテムの [メジャー] カテゴリに保存され、ビジュアライゼーションで使用できるようになりました。
考慮事項
マスター メジャーは、マスター アイテムの一種です。マスター アイテムを使用する場合は、次の点を考慮してください。
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マスター アイテムは、プライベート シートを編集するときにのみ、表示、編集、作成、削除できます。公開シートまたはコミュニティ シートからマスター アイテムに対してアクションを実行することはできません。
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権限によっては、マスター アイテムへのアクセスが制限される場合があります。たとえば、アプリ内のマスター アイテムを表示することはできますが、作成、編集、削除はできない場合があります。権限がマスター アイテムのアクションにどのように影響するかの詳細については、「マスター アイテムを操作するための権限」を参照してください。
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公開アプリのマスター アイテムの作成、編集、削除はできません。代わりに、ソース アプリでこれらのアクションを実行し、管理スペースにアプリを再公開してください。
権限
マスター メジャーの作成に必要な権限の詳細については、「マスター アイテムを操作するための権限」を参照してください。