4 番目のシート: 顧客の場所
4 番目のシートでは、顧客の所在地と購入金額を示すマップを作成します。次に、フィルター パネルを追加して、都市、地域、および顧客でフィルター処理できるようにします。
データを表示するポイント レイヤーまたはエリア レイヤーを追加してマップを作成できます。レイヤー データのコンテキストを提供するベース マップを選択する必要があります。軸の値にメジャー値や数式を追加することが可能で、ポイントのサイズやメジャーごとの色分けを使用して、メジャーのサイズを反映させることができます。
標準の編集モードで作業を開始します。詳細編集モードを使用してマップを作成します。
フィルター パネルの追加
今回は、標準の編集モードでフィルター パネルを作成します。[詳細プロパティ] がオフになっていることを確認します。
次の手順を実行します。
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[プロパティ] > [ビジュアライゼーション] の下で、[] を選択します。次に [] をクリックします。
- Region を軸として追加します。
- フィルター パネルの下の [] をクリックして、新しいビジュアライゼーションを追加します。
- 新しいフィルター パネルを 2 つ追加します。1 つには [City] 軸、もう 1 つには [Customer] 軸を使用します。
以下のチャートを作成した後、フィルター パネルを使用してデータのサブセットを選択します。
詳細編集モードでのマップの作成
Qlik Cloud では、ポイント マップおよびエリア マップの 2 種類のマップを作成できます。ポイント レイヤーおよびエリア レイヤーのデータを表示するマップを作成できます。このチュートリアルで使用するマップにはポイント レイヤーが含まれています。ポイント レイヤーは、都市など関心のある場所をマークするためにポイント座標 (経度と緯度) または場所名を使用して作成されます。
ポイント レイヤー マップを作成するには、詳細編集モードを使用する必要があります。右上にある [詳細オプション] をオンに切り替えます。
次の手順を実行します。
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フィルター パネルのサイズを変更して左側に配置し、スペースをできるだけ占有しないようにします。
- [アセット] > [チャート] に移動し、マップをシートにドラッグします。
- アセット パネルで、 [] をクリックし、項目 [City] をマップにドラッグします。
- [Add as new layer] (新しいレイヤーとして追加) を選択します。
- [Add as point layer] (ポイント レイヤーとして追加) を選択します。
- プロパティ パネルの [レイヤー] で、[City] ポイント レイヤーをクリックします。
- [場所] で、[場所] 項目の後に、[Longitude_Latitude] を選択します。
- [サイズと形状] に移動します。[サイズ別] 項目に、次のように入力します。Sum(Sales)
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必要に応じて、[バブル サイズ範囲] スライダーを調整します。
最小値が小さすぎると、売上高が大きな場所と比較した場合に、場所の売上を表示するバブルが表示されない場合があります。
- [色] で、[色] を [自動] から [カスタム] に設定します。
- リストで [メジャー別] を選択し、[メジャーの選択] で、次のように入力します。Sum(Sales)
- [配色] を [発散グラデーション] に設定します。
- [スタイル] > [凡例] に移動します。[凡例を表示] をオフにします。
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タイトル Location をマップに追加します。
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編集を中止するには、[シートの編集]をクリックします。
マップ サイズは、フィルターで行われた選択によって調整されます。たとえば、Nordic を選択するとマップが北ヨーロッパ エリアにズーム インされ、そのエリアの売上場所が表示されます。
マップの特定のエリアは、マウスを使用して表示する周囲の囲みを描画する際に Shift キーを押しながら選択できます。これにより、フィルター パネルでの選択がマップで行う選択に反映されるようになります。
マップ上で特定の場所を選択すると、フィルター パネルのその場所に顧客が表示されます。他のシートで選択した場合も、[顧客の場所] シートに表示されるデータに影響を与えます。
このシートが完成しました。アセット パネルで [シート] をクリックし、Insights を選択してそのシートに移動します。