ロード スクリプトの編集
ユーザーは、データ ロード エディター または スクリプト のテキスト エディターでスクリプトを記述できます。 ここで、データ選択時に生成した LOAD または SELECT ステートメントを手作業で変更し、新規スクリプトを入力できます。
Qlik Sense スクリプト構文を用いて記述する必要のあるスクリプトは、要素の区別がしやすいように、コメントは緑、Qlik Sense 構文のキーワードは青でハイライトされます。スクリプトの各行に番号が付けられます。
エディタ には、ロード スクリプトの開発を支援するための多くの機能があります。この機能については、本セクションで説明します。
コマンドおよび関数の構文ヘルプへのアクセス
いくつかの方法で、Qlik Sense 構文キーワードの構文ヘルプにアクセスできます。
ヘルプ ポータルへのアクセス
2 つの異なる方法で、 ヘルプポータルの詳細なヘルプにアクセスできます。
ツール バーの をクリックして、構文のヘルプ モードに入ります。ヘルプ モードで、構文のキーワード (青色でハイライト、下線付き) をクリックすると、構文のヘルプにアクセスできます。
キーワードの内側または末尾にカーソルを置き、Ctrl+H を押します。
オートコンプリート機能の使用
Qlik Senseスクリプトのキーワードの入力を開始すると、フォーム選択の一致するキーワードがオートコンプリート リストに表示されます。入力を続けると、リストが絞られてきます。推奨される構文とパラメータが含まれるテンプレートから選択することができます。ツール ヒントには、パラメータ、追加のステートメント、およびステートメントまたは関数のヘルプ ポータル説明へのリンクを含む関数の構文が表示されます。
また、キーボード ショートカット Ctrl+Space キーを使用するとキーワード リスト、Ctrl+Shift+Space キーを使用するとツール ヒントが表示されます。
設定済みのテスト スクリプトの挿入
本製品にはインライン データ項目一式をロードするテスト スクリプトが事前に設定されています。このテスト スクリプトを使用すると、テスト目的のデータ セットを迅速に作成できます。
次の手順を実行します。
- Ctrl + 00 を押します。
スクリプトにテスト スクリプト コードが挿入されます。
コードのインデント
読みやすくするため、コードにはインデントを設定できます。
次の手順を実行します。
- インデントを変更する行を 1 つまたは複数選択します。
をクリックしてテキストをインデント (インデントを増大) するか、をクリックしてテキストのインデントを解除します (インデントを減少)。
以下のキーボード ショートカットも利用可能です。
Tab (インデント)
Shift+Tab (インデント解除)
テキストの検索および置換
スクリプト セクションのテキストを検索および置換できます。
テキストの検索
次の手順を実行します。
ツール バーで をクリックします。
検索ドロップダウン ダイアログが表示されます。
検索ボックスに、検索したいテキストを入力します。
検索結果がスクリプト コードの現在のセクションでハイライトされます。また、見つかったテキスト インスタンスの数がセクション ラベルの隣に示されます。
- と をクリックして、結果リストを移動することができます。
- ツール バーの [] をクリックして、検索ダイアログを閉じます。
テキストの置換
次の手順を実行します。
ツール バーで をクリックします。
検索ドロップダウン ダイアログが表示されます。
- 検索ボックスに、検索したいテキストを入力します。
- 置換ボックスに置換後の文字列を入力し、[置換] をクリックします。
をクリックして、検索テキストの次のインスタンスを見つけ、以下のいずれかを行います。
- [置換] をクリックしてテキストを置き換えます。
- をクリックして次のインスタンスを見つけます。
- ツール バーの [] をクリックして、検索ダイアログを閉じます。
スクリプトへのコメント入力
スクリプト コードにコメントを挿入したり、コメント マークを使用してスクリプト コードの一部を無効にすることができます。// (2 本のスラッシュ) の右側に続く行のテキストはすべてコメントと見なされ、スクリプトを実行しても実行されません。
ツール バーには、コメント入力またはコメント解除コードへのショートカットがあります。関数はトグルとして機能します。つまり、選択したコードにコメントが付いていなければコメントが挿入され、コメントが付いていれば解除されます。
コメント入力
次の手順を実行します。
- コメント アウトされていないコードの 1 行または複数の行を選択するか、行の先頭にカーソルを置きます。
- をクリックするか、または Ctrl + K を押します。
これで選択したコードがコメント アウトされます。
コメント解除
次の手順を実行します。
- コメント アウトされたコードの 1 行または複数の行を選択するか、コメントされた行の先頭にカーソルを置きます。
- をクリックするか、または Ctrl + K を押します。
これで、選択されたコードがスクリプトの残りの部分で実行されます。
この他にも、スクリプト コードにコメントを挿入する方法には次のものがあります。
- Rem ステートメントを使用する。
- コードのセクションを /* と */ で囲む。
Rem This is a comment ;
/* This is a comment
that spans two lines */
// This is a comment as well
Rem の詳細については、「Rem」を参照してください。
すべてのコードを選択
現在のスクリプト セクションですべてのコードを選択できます。
次の手順を実行します。
- Ctrl + A を押します。
現在のセクション内のすべてのスクリプトが選択されます。