Select fields プロセッサー
フィールドの名前を変更し、再編成します。
Select fieldsプロセッサーを使用すると、入力フローのスキーマを操作し、ニーズに応じて関連するフィールドのみを保持できます。フィールドの移動や名前の変更ができます。
使用方法
Select fields プロセッサーは、1 つの入力フローを必要とし、1 つの出力フローのみを生成できます。
プロパティ
データをハッシングできるよう設定するプロパティです。
プロパティ | 設定 |
---|---|
個別 |
このオプションを有効にすると、フィールドの選択時に異なる(つまり個別の)値のみが返されるようになります。このオプションを無効にすると、重複値もすべて出力に保持されるようになります。 |
すべて選択 | すべてのフィールドを一度に選択するには、このチェックボックスをオンにします。編集するフィールドが多数ある場合に特に便利です。 |
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このアイコンを長押しすると、既存のスキーマ内でフィールドを上下に移動できます。変更を保存するとフィールドが再編成されます。 |
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フィールド名を変更する場合は、フィールド名にカーソルを合わせたときに表示されるこのアイコンを選択します。 |
プロセッサーの名前を変更したり、説明を編集したりするには、 [プロパティ] パネルのプロセッサー名の横にある [編集] アイコンをクリックします。
例
この例でソースとして使用されるデータには、販売数、コスト、価格、収益、利益などの売上に関するデータが含まれています。
Total_cost、Total_revenue、Total_profit という 3 つのフィールド名が他とは形式や大文字小文字が異なっていることがわかります。一般的な読みやすさを考えると、これらをデータセットの最後にまとめた方が理にかなっています。Select fields プロセッサーを使用すると、フィールドを再編成して名前を変更し、データの一貫性を向上させることができます。
プロセッサのプロパティで、 [すべて選択] チェックボックスをオンにして、すべてのフィールドが出力フローに保持されるようにします。名前を変更するフィールドにマウスを合わせ、 [編集] アイコンをクリックして、 3 つのフィールド名を次のように編集します。
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Total_cost を Total Cost に
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Total_revenue を Total Revenue に
-
Total_profit を Total Profit に
[送信] ボタンをクリックするか、 [Enter] を押します。
= アイコンを使用して、リストの末尾にある 3 つのフィールドを「Total Revenue」、「Total Cost」、「Total Profit」の順序でドラッグ アンド ドロップします。
データ フローの出力が読みやすくなり、フィールドには一貫した命名規則が適用されます。