Text - スクリプトおよびチャート関数
Text() は、数値として解釈できる場合でも、数式をテキストとして処理します。
構文:
Text (expr)
戻り値データ型: 文字列
例: チャートの数式
Text( 1234 ) | 1234 を返します | - |
Text( pi( ) ) | 3.1415926535898 | - |
例 - Text の基本
概要
データセットには、テキストと数字の組み合わせが含まれます。この例では、レコードをテキストのみに変換します。
データ ロード エディターを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。
ロード スクリプトには次が含まれています。
ロード スクリプト
Example:
Load * inline [
InputExpr
100
ABC
50
0045
100 * 5
];
結果
データをロードしてシートを開きます。新しいテーブルを作成し、この項目を軸として追加します:
次の計算軸を作成します。
=Text(InputExpr)、InputExpr 内の任意の値をテキスト文字列に変換します。
Results table
InputExpr | Text(InputExpr) |
---|
0045 | 0045 |
50 | 50 |
100 | 100 |
100*5 | 100*5 |
ABC | ABC |
Text 関数の出力では、すべての値がテキストに変換され、既定では左揃えで表示されますが、数字は既定で右揃えで表示されます。
例 - Text のシナリオ
概要
データセット内の注文日は YearMonth の形式で提供されます。これらの日付をチャートにテキストのみで表示したいと考えています。
データ ロード エディターを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。
ロード スクリプトには次が含まれています。
ロード スクリプト
Example:
Load * inline [
YearMonth, Department, Sales
202310, Dept A, 100
202309, Dept B, 20
202410, Dept C, 40
202306, Dept D, 45
];
結果
データをロードしてシートを開きます。新しいテーブルを作成し、この項目を軸として追加します:
次の計算軸を作成します。
次のメジャーを作成します:
=Sum(Sales)、売上額を表示します。
Results table
Department | Text(YearMonth) | Sum(Sales) |
---|
Dept A | 202310 | 100 |
Dept B | 202309 | 20 |
Dept C | 202410 | 40 |
Dept D | 202306 | 45 |
Text 関数の出力により、YearMonth 項目がテキストに変換されました。