クロスリージョン推論の有効化
最新の高性能 AI 機能を提供し、パフォーマンスの最適化を支援するため、一部の Qlik Cloud AI 機能は、クロスリージョン推論でのみ利用可能なモデルを使用します。クロスリージョン推論を有効にすると、他のリージョンでの推論処理を必要とする AI 機能にアクセスできるようになります。
概要
各 Qlik Cloud テナントは、特定の地理的リージョンに割り当てられます。既定では、データはそのリージョン内で処理および保存されます。
クロスリージョン推論を有効にすると、Qlik Cloud は処理に必要な推論リクエストを、サービスが利用可能な AWS リージョンに一時的に送信し、そこでリクエストを処理して結果を返します。容量が制約されている場合、またはモデルがテナント リージョンで利用できない場合にのみ、リクエストは指定されたテナント リージョンの外部に送信されます。これにより、最新の AI 機能にアクセスでき、信頼性の高いユーザー エクスペリエンスを実現できます。処理は一時的なものであり、処理が行われたリージョンでデータを保存またはキャッシュすることはありません。
データ保護
データはリージョン間で移動される場合がありますが、AWS の厳格なセキュリティとコンプライアンスの境界内にとどまります。クロスリージョン推論では、転送中に暗号化が使用され、AWS のセキュリティ制御によって管理されます。
ユーザーのデータがサードパーティの大規模言語モデル (LLM) のトレーニングに使用されることはありません。また、クロスリージョン推論を有効にしても、Qlik または AWS がユーザーのデータにアクセスすることはありません。
クロスリージョン推論を必要とする機能
クロスリージョン推論が有効になっている場合にのみ、次の機能を使用できます。
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Qlik Answers
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エージェント エクスペリエンスには、クロスリージョン推論が必要です。これには、ヘルプ エージェントと、構造化および非構造化分析用の Qlik Answers が含まれます。
詳細については、「Qlik Answers」を参照してください。 -
クロスリージョン推論を有効にしなくても、従来の Qlik Answers エクスペリエンス (非構造化データ用の Q&A チャットボット) を、テナント リージョン内で引き続き使用できます。
詳細については、「レガシー アシスタントを使用する」を参照してください。
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パイプライン
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AI SQL アシスタント
詳細については、「テキストプロンプトから SQL 変換を生成する」を参照してください。 -
AI モデルの推奨事項
詳細については、「データ モデルの作成」を参照してください。
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API Designer
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契約の生成
詳細については、「API アシスタントで API を作成」(Talend ヘルプ) を参照してください。
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データ ガバナンス
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AI データ品質検証ルールの生成
詳細については、「検証ルールの操作」を参照してください。 -
AI 生成の説明
詳細については、「AI ベースの説明を生成する」を参照してください。
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Discovery Agent
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詳細については、「Discovery Agent」を参照してください。
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Qlik Predict
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バイアス検出の対象とする特徴量に関する AI 推奨機能 (オプション)
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バイアス検出にはクロスリージョン推論は必須ではありません。AI を活用して特徴量を推奨する機能は任意であり、バイアス検出の実行前に実施されます。AI を使用せず、すなわちクロスリージョン推論を行わずにバイアス検出を実行することもできます。その場合は、検出対象とする特徴量を手動で選択して指定します。
詳細については、「生成AIを使用してバイアス検出の機能を推奨する」を参照してください。
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新しい AI 機能が利用可能になると、クロスリージョン推論を必要とする機能のリストが拡大する可能性があります。
推論処理のロケーション
上記の機能に対する推論リクエストを処理する際、AI モデルに対して複数の呼び出しが行われます。これらの呼び出しには、ユーザーからの入力、メタデータ、テナント内でアクセス可能なデータが含まれます。クロスリージョン推論によって別のリージョンに送信されたデータは永続化されません。データはリアルタイムで処理され、処理されるリージョンには保存されません。
以下の表は、各テナント リージョンにおけるこれらの呼び出しの推論処理ロケーションを示しています。更新の通知を受け取るには、Qlik コミュニティ で Qlik クロスリージョン推論 の記事をサブスクライブしてください。
Qlik コミュニティ で記事をサブスクライブする方法
次の手順を実行します。
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自分のアカウントで Qlik コミュニティ にサイン インします。
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[Qlik クロスリージョン推論] に移動します。
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記事のタイトルの横にある縦の省略記号 (3 つの点) をクリックします。
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メニューから [サブスクライブ] を選択します。
記事が更新されると通知が届くようになります。
パイプライン、API Designer、データ ガバナンスの推論処理ロケーション
次の表は、各テナント リージョンにおけるパイプライン、API Designer、データ ガバナンスの推論処理ロケーションと、適用される期間を示しています。
Discovery Agentの推論処理ロケーション
次の表は、各テナント リージョンにおける Discovery Agent の推論処理ロケーションと、適用される期間を示しています。
Qlik Predict の推論処理ロケーション
次の表は、ML 実験におけるバイアス検出の過程で、大規模言語モデル (LLM) をオプションとして利用する際の推論リクエストが処理されるロケーションを一覧にしたものです。各テナント リージョンごとに、対応する期間と併せて記載しています。
クロスリージョン推論の有効化
テナント管理者は、クロスリージョン推論をオンまたはオフにできます。
クロスリージョン推論を有効にした場合の影響
クロスリージョン推論を有効にすると、AI 機能の権限設定が 管理 アクティビティ センターで表示され、調整できるようになります。
クロスリージョン推論を必要とする上記の AI 機能については、以下の権限が既定で [不許可] に設定されています。
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データ分析: Qlik Answers を使用してデータを分析し、チャートを作成します。
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Qlik 製品ヘルプ: Qlik Answers を使用して関連する製品ドキュメントを検索します。
これらの権限は、 [機能とアクション] > [エージェント AI] の [ユーザー デフォルト] およびカスタム ロール設定で見つけることができます。これらの機能へのアクセスは、関連する権限設定を調整することで制御できます。
パイプライン、API Designer、データガバナンスにおける AI 機能へのアクセスは、データセット権限やパイプライン ビルド権限など、これらの領域の標準権限によって制御されます。
クロスリージョン推論を有効化するための前提条件
クロスリージョン推論を有効にする前に、 [Insight Advisor] にある [データ分析] 権限が、次の場所で [不許可] に設定されていることを確認してください。
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ユーザー デフォルト設定
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この権限を含むカスタム ロール
クロスリージョン推論を有効にする
次の手順を実行します。
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管理 アクティビティ センターで、 [設定] > [テナント] に移動します。
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[Qlik の AI 機能] で、 [クロスリージョン推論を有効化] をオンにします。
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確認ダイアログで、クロスリージョン推論を有効にする権限があることを確認するチェックボックスを選択し、 [確認] をクリックします。
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次のページで、 [送信] をクリックして変更を適用します。
AI 機能へのアクセス制御
クロスリージョン推論を有効にすると、各 AI 機能へのアクセスを許可するユーザーを制御できます。AI 機能へのアクセスは、手動で設定されたユーザーロール権限に応じて制御されます。
すべてのユーザーに対するアクセス制御
テナント内のすべてのユーザーのアクセスを制御するには、 [ユーザー デフォルト] ロールで権限を設定します。
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管理 アクティビティ センターで、 [ユーザーを管理] > [権限] に移動し、 [ユーザー デフォルト] をクリックします。
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[機能とアクション] を選択します。
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Qlik Answers エージェント AI へのアクセスを許可するには、 [エージェント AI] セクションで、次の権限を [許可] に設定します。
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データ分析: Qlik Answers にアクセスしてデータを分析し、チャートを作成し、ドキュメントからインサイトを収集できます。
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Qlik 製品ヘルプ: (オプション) ユーザーは Qlik Answers にアクセスして製品ドキュメントのガイダンスを取得できます。
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AI ベースの説明と提案の生成にアクセスするには、 [データ品質] で、次の権限を [許可] に設定します。
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AI ベースの説明と提案: ユーザーは AI ベースのデータセット説明を作成して、データセットに正確な説明をすばやく追加できます。
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特定のユーザーに対するアクセス制御
特定のユーザーまたはグループのみが AI 機能を使用できるようにするには、カスタム ユーザー ロールを使用します。詳細については、「カスタム ロールの管理」を参照してください。
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管理 アクティビティ センターで、 [ユーザーを管理] > [権限] に移動します。
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既存のカスタム ロールを選択するか、新しいカスタム ロールを作成します。
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[機能とアクション] を選択します。
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Qlik Answers エージェント AI へのアクセスを許可するには、 [エージェント AI] セクションで、次の権限を [許可] に設定します。
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データ分析: Qlik Answers にアクセスしてデータを分析し、チャートを作成し、ドキュメントからインサイトを収集できます。
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Qlik 製品ヘルプ: (オプション) ユーザーは Qlik Answers にアクセスして製品ドキュメントのガイダンスを取得できます。
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AI ベースの説明と提案の生成にアクセスするには、 [データ品質] で、次の権限を [許可] に設定します。
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AI ベースの説明と提案: ユーザーは AI ベースのデータセット説明を作成して、データセットに正確な説明をすばやく追加できます。
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許可するユーザーまたはグループにロールを割り当てます。
クロスリージョン推論をオフにする
クロスリージョン推論をオフにする前に、関連するすべての AI 機能の権限 (データ分析や Qlik 製品ヘルプなど) を [不許可] に設定する必要があります。
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ユーザー デフォルト設定
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これらの権限を含むカスタム ロール
または、これらの権限を含むカスタム ロールを削除することもできます。