tFilterRow Stormプロパティ(非推奨)
これらのプロパティは、Stormジョブのフレームワークで実行されているtFilterRowを設定するために使われます。
StormのtFilterRowコンポーネントは、変換処理ファミリーに属しています。
このコンポーネントは、Talend Real Time Big Data PlatformおよびTalend Data Fabricで利用できます。
StormのフレームワークはTalend 7.1以降、非推奨となっています。ストリーミング関連のタスクを実行するには、Apache Spark Streaming用のTalendジョブを使用してください。基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 |
[Logical operator used to combine conditions] (条件の結合に使用する論理演算子) |
簡易な条件を結合したり、高度な条件において、両方のモードのフィルタリング結果を結合するには、論理演算子を選択します。 And: 全条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。そうでない場合、falseが戻ります。論理積で2つの条件を組み合わせている場合、1番目の条件がtrueに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。 Or: いずれかの条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。そうでない場合、falseが戻ります論理和で2つの条件を組み合わせている場合、1番目の条件がfalseに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。 |
[Conditions] (条件) |
[+]ボタンをクリックし、必要な数の簡易な条件を追加します。選択する論理演算子に基づいて、条件が各行に対して順番どおりに評価されます。評価の際、各条件がtrueまたはfalseのブール値を返します。 [Input column] (入力カラム): ファンクションの対象とするスキーマのカラムを選択します。 [Function] (ファンクション): リストからファンクションを選択します。 [Operator] (オペレーター): 入力カラムで値をバインドする演算子を選択します。 [Value] (値): 必要に応じて、引用符の間にフィルタリングされた値を入力します。 |
[Use advanced mode] (上級モードの使用) |
同じコンポーネント内で複数の論理演算子を使うなど、実行する内容の操作が標準ファンクションに含まれていない場合は、このチェックボックスをオンにします。必要に応じてテキストフィールドに正規表現を入力します。 高度な条件を複数定義する場合は、2つの条件間に論理演算子を使ってください。 && (論理積): 両方の条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。そうでない場合、falseが戻ります。1番目の条件がtrueに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。 || (論理和): どちらかの条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。そうでない場合、falseが戻ります。1番目の条件がfalseに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。 |
使用方法
使用ルール |
ビッグデータに関連する Talend ソリューションのいずれかでサブスクリプション契約している場合、このコンポーネントをStormコンポーネントとして使用することもできます。 Talend Stormジョブでは、このコンポーネントは、中間ステップとして使用されますが、一緒に使用される他のコンポーネントもStormコンポーネントでなければなりません。Stormシステムで直接実行できるネイティブStormコードを生成します。 Stormバージョンでは、グローバル変数の使用はサポートされていません。 [Run] (実行)ビューの[Storm Configuration] (Storm設定)タブを使用して、ジョブ全体で特定のStormシステムに対する接続を定義する必要があります。 この接続は、ジョブごとに有効になります。 Talend Stormジョブの詳細は、Talend Big Data入門ガイドでTalend Stormジョブを作成および設定する方法のセクションをご覧ください 。 特に明記していない限り、このドキュメントのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブだけを扱います。 |