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tXSLTの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtXSLTを設定するために使われます。

標準tXSLTコンポーネントは、XMLファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[XML file/stream] (XMLファイル/ストリーム)

検証するXMLファイルまたはデータフローへのファイルパス。なお、ストリームの場合は、コンポーネントが対応する変数を通じてデータを取得できるようデータをフローに追加する必要があります。

対応する代表変数により、コンポーネントでデータを取得できるようにするには、処理するデータフローを追加する必要があります。

この変数はStudioで事前に定義されているか、このコンポーネントと共に使用されているコンテキストまたはコンポーネントによって提供されている可能性があります。 それ以外の場合は、手動で変数を定義し、ジョブの設計に従って使用できます(たとえば、tJavaまたはtJavaFlexを使用)。

手入力の手間を省くため、変数が適切に定義されることを確認する必要があるものの、予測変換リスト([Ctrl] + [Space])から目的の変数を選択して、現在のフィールドに入力できます。

ストリームの使用方法の詳細は、ストリーミングモードでのリモートファイルからのデータの読み取りをご覧ください。

情報メモ注:
  • このフィールドでは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみストリーミング入力がサポートされます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • このフィールドは、[Use column instead of file/stream for XML] (XMLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)オプションを選択した場合のみ利用できます。

[XSL file/stream] (XSLファイル/ストリーム)

参照XSL変換ファイル、または変換データフローへのファイルパス。なお、ストリームの場合は、コンポーネントが対応する変数を通じてデータを取得できるようデータをフローに追加する必要があります。

対応する代表変数により、コンポーネントでデータを取得できるようにするには、処理するデータフローを追加する必要があります。

この変数はStudioで事前に定義されているか、このコンポーネントと共に使用されているコンテキストまたはコンポーネントによって提供されている可能性があります。 それ以外の場合は、手動で変数を定義し、ジョブの設計に従って使用できます(たとえば、tJavaまたはtJavaFlexを使用)。

手入力の手間を省くため、変数が適切に定義されることを確認する必要があるものの、予測変換リスト([Ctrl] + [Space])から目的の変数を選択して、現在のフィールドに入力できます。

ストリームの使用方法の詳細は、ストリーミングモードでのリモートファイルからのデータの読み取りをご覧ください。

情報メモ注:
  • このフィールドでは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみストリーミング入力がサポートされます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • このフィールドは、[Use column instead of file/stream for XSL] (XSLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)オプションを選択した場合のみ利用できます。

出力ファイル

出力ファイルへのファイルパス。ファイルが存在しない場合は作成されます。出力ファイルは、xslに応じて、html、xml、txt、pdf、edifactなど、ストラクチャー化ファイルまたは非ストラクチャー化ファイルのいずれでもかまいません。

情報メモ注: このフィールドは、[Use column instead of File for Result] (結果にファイルではなくカラムを使用)オプションを選択した場合のみ利用できます。

[Parameters] (パラメーター)

プラスボタンをクリックして、[Parameters] (パラメーター)リストに新しい行を追加し、XSLTファイルの変換パラメーターを定義します。各行をクリックして、[name] (名前)リストにキーを、[Value] (値)リストに関連する値を入力します。

[Use column instead of file/stream for XML] (XMLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)

指定されたカラムのデータを入力として使用する場合は、このオプションを選択します。入力データを渡すカラムは、[Input column for XML] (XML用の入力カラム)ドロップダウンリストで指定する必要があります。

情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Use column instead of file/stream for XSL] (XSLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)

指定されたカラムのデータをXSLとして使用する場合は、このオプションを選択します。XSLデータを渡すカラムは、[Input column for XML] (XSL用の入力カラム)ドロップダウンリストで指定する必要があります。

情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Use column instead of File for Result] (結果にファイルではなくカラムを使用)

変換済みデータを指定されたカラムに出力する場合は、このオプションを選択します。変換済みデータを渡すカラムは、[Input column for result] (結果用の入力カラム)ドロップダウンリストで指定する必要があります。

情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

  • [Built-in] (組み込み): このコンポーネントに対してのみ作成されたスキーマがローカルに保管されます。関連項目:Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。
  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保管されているため、さまざまなプロジェクトやジョブフローチャートで再利用できます。関連項目:Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

情報メモ注: これらのオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Sync columns] (カラムを同期)

クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、Row接続がOutputコンポーネントにリンクされた場合にのみ表示されます。

情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルで処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

OUTPUT_FILEPATH: 出力ファイルのパス。これはFlow変数で、文字列を返します。

OUTPUT_FILENAME: 出力ファイルの名前。これはFlow変数で、文字列を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、スタンドアロンコンポーネントとして使用できます。

制限事項

ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Studioの Integration パースペクティブの[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールのインストールをご覧ください。外部モジュールをインストールする方法は、Talend Help Center (https://help.talend.com (英語のみ))をご覧ください。

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