Apache Spark BatchのtTeradataConfigurationプロパティ
これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtTeradataConfigurationを設定するために使われます。
Spark BatchのtTeradataConfigurationコンポーネントは、ストレージファミリーとデータベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。 [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。 [Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。 |
Host (ホスト) |
データベースサーバーのIPアドレスを入力します。 |
[Database] (データベース) |
使用するデータベースの名前を入力します。 |
Username (ユーザー名)とPassword (パスワード) |
データベースユーザー認証データを入力します。 パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。 |
[Additional JDBC parameters] (追加のJDBCパラメーター) |
作成するデータベース接続に接続の追加プロパティを指定します。 たとえば、CHARSET=KANJISJIS_OSと入力すれば日本語文字のサポートが得られます。 情報メモ注:
エンコーディングパラメーターの設定はこのフィールドで行います。 |
詳細設定
[Connection pool] (接続プール) |
このエリアでは、各Sparkエグゼキューターに、同時に開いたままにする接続の数を制御するための接続プールを設定するために使われます。以下の接続プールパラメーターに与えられているデフォルト値は、ほとんどのユースケースでそのまま利用できます。
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[Evict connections] (接続を無効化) |
接続プール内の接続を破棄する条件を定義する場合は、このチェックボックスを選択します。オンにすると、以下のフィールドが表示されます。
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使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、他のコンポーネントに接続せずに使用されます。 設定がランタイムにジョブ全体で使われるように、tTeradataConfigurationと共に、実行するTeradata関連のサブジョブを同じジョブにドロップする必要があります。 このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメントのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |
制限事項 |
ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Studioの Integration パースペクティブの[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールのインストールをご覧ください。外部モジュールをインストールする方法は、Talend Help Center (https://help.talend.com (英語のみ))をご覧ください。 |