Apache Spark BatchのtTachyonConfigurationプロパティ
これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtTachyonConfigurationを設定するために使われます。
Spark BatchのtTachyonConfigurationコンポーネントは、ストレージファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。
基本設定
[Tachyon master URI] (TachyonマスターURI) |
使用するTachyonクラスターのマスターサーバーのアドレスを入力します。 この情報は、Tachyonシステムのconf/tachyon-env.shファイルにあります。 TachyonとSpark間のバージョンの互換性については、http://tachyon-project.org/documentation/Running-Spark-on-Tachyon.html (英語のみ)でTachyonのドキュメンテーションをご覧ください。 |
[UnderFS username] (UnderFSユーザー名) |
Tachyonクラスターで使うファイルシステム(Tachyonの観点から下層のストレージシステム)に必要な認証情報を入力します。デフォルトのファイルシステムはHDFSです。 この情報は、Tachyonシステムのconf/tachyon-env.shファイルにあります。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、他のコンポーネントに接続せずに使用されます。 設定がランタイムにジョブ全体で使われるように、tTachyonConfigurationと共に、実行するファイルシステム関連のサブジョブを同じジョブにドロップする必要があります。 このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメントのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |