SQLite行をアップデートする
このシナリオでは、準備されたステートメントに基き、区切り付きファイルを使って、SQLiteデータベースファイルをアップデートするジョブについて説明します。
Talendがサポートしているテクノロジーの詳細は、Talendコンポーネントをご覧ください。
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コンポーネントtFileInputDelimitedとtSQLiteRowを[Palette] (パレット)からデザインワークスペースにドロップします。
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tFileInputDelimitedの[Basic settings] (基本設定)パネルで、データベースの行のアップデートに使う入力ファイルを参照します。
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[Header] (ヘッダー)も[Footer] (フッター)もありません。[Row separator] (行区切り)はキャリッジリターンで、[Field separator] (フィールド区切り)はセミコロンです。
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[Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックして、スキーマストラクチャーが[Repository] (リポジトリー)に保管されていない場合は、スキーマストラクチャーを定義します。
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長さとタイプがそれぞれ正しく、カラムを定義するのに十分な大きさであることを確認します。
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次に、tSQLiteRowの[Basic settings] (基本設定)パネルで、アップデートするファイルに[Database] (データベース)ファイルパスを設定するために使われます。
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入力スキーマと一致させる必要があるため、スキーマは読み取り専用です。
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クエリーを入力するか、リポジトリーから取得します。このユースケースでは、type_osを入力フローで定義されたidに合わせてアップデートしました。ステートメントは次のとおりです: "Update download set type_os=? where id=?"
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次に、[Use PreparedStatement] (PreparedStatementを使う)チェックボックスをオンにして、プレースホルダーのパラメーターテーブルを表示します。
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入力パラメーターテーブルに、すべてのプレースホルダーをカバーするために必要な数の行を追加します。このシナリオでは、type_osとidを定義します。
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[Commit every] (コミットする間隔)フィールドを設定するために使われます。
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ジョブを保存し、[F6]を押して実行します。
これで、SQLiteデータベースからのdownloadテーブルが、区切り付き入力ファイルに従って新しいtype_osコードでアップデートされました。