tServiceNowOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準のジョブのフレームワークで実行されている tServiceNowOutputを設定するために使われます。
標準のtServiceNowOutputコンポーネントは、ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
Use existing connection (既存の接続を使用) |
定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、2つのレベルの間の既存の接続を共有する必要がな場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、以下を実行する必要があります。
ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
URL |
接続するServiceNowインスタンスにURLを入力します。 |
Username (ユーザー名)とPassword (パスワード) |
ServiceNowインスタンスに接続するためのユーザー認証データを入力します。 パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。 |
アクション |
ドロップダウンリストからデータに対して実行する操作を選択します。
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[Table] (テーブル) |
書かれるテーブルの名前を選択するか、[Use Custom Table] (カスタム テーブルを使用)を選択し、表示される[Custom Table Name] (カスタムテーブル名)フィールドにテーブル名を入力します。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
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スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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詳細設定
[Enable payload debug mode] (ペイロードデバッグモードを有効にする) |
要求メッセージのペイロードのペイロードデバッグモードとロギングを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Enable response debug mode] (レスポンスデバッグモードを有効にする) |
ログサーバーからの応答メッセージの応答デバッグモードとログを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 NB_LINE_INSERTED: 挿入された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 NB_LINE_UPDATED: アップデートされた行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 NB_LINE_REJECTED: 拒否された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 PAYLOAD: JSONリクエストメッセージのペイロード。これはFlow変数で、オブジェクトを返します。 RESPONSE: ログサーバーからの応答メッセージ。これはFlow変数で、オブジェクトを返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、通常、 Talend フロー内で終了コンポーネントとして使われ、入力コンポーネントを必要とします。 |
[Dynamic settings] (ダイナミック設定) |
[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。 [Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。 ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。[Dynamic settings] (ダイナミック設定)とコンテキスト変数については、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |