tELTSAPInputの標準プロパティ
これらのプロパティは、 標準ジョブのフレームワークで実行されているtELTSAPInputを設定するために使われます。
標準のtExternalSortRowコンポーネントは、ELTファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
|
[Default Table Name] (デフォルトテーブル名) |
二重引用符の中に入力テーブルの名前を入力します。 |
[Mapping] (マッピング) |
使用するデータベースにメタデータマッピングファイルを指定します。メタデータマッピングファイルは、データベースとJavaの間のデータ型変換に使用します。メタデータマッピングの詳細は、タイプのマッピングに関するドキュメンテーションをご覧ください。
情報メモ注: Hiveマッピングを使用して、Databricks Delta Lakeをサポートできます。
このドロップダウンリストは無効になっており、デフォルトでは[Mapping SAP] (SAPのマッピング)が選択されており、SAPメタデータマッピングファイルが使われています。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
ERROR_MESSAGE |
エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 |
使用方法
使用ルール |
tELTSAPInputコンポーネントは、tELTSAPMapコンポーネントと共によく使われています。tELTSAPInputからtELTSAPMapへのリンクの名前はtELTSAPInputの[Default Table Name] (デフォルトテーブル名)フィールドに指定したテーブル名と同じでなければなりません。 |
サポート |
S4/HANAを含め、SAPのERP部分と連携するためにtELTSAPInputを使う必要があります。 |