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tSalesforceEinsteinBulkExecの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSalesforceEinsteinBulkExecを設定するために使われます。

標準tSalesforceEinsteinBulkExecコンポーネントは、ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

 

[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続く接続フィールドは、取得されたデータを使って自動的に入力されます。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている場合、[Component List] (コンポーネントリスト)には同じジョブレベルの接続コンポーネントのみが表示されます。

[User Name] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

Webサービス認証の詳細を入力します。

パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

[End Point] (エンドポイント)

Salesforceへの接続に必要なWebService URLを入力します。たとえばhttps://login.salesforce.com/services/Soap/u/37.0です。URLのバージョンは32.0以降である必要があります。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • 数値型のフィールド(たとえば、byte、short、int、long、float、double、BigDecimal)の場合、フィールドの長さと精度の値を指定する必要があります。デフォルトの長さと精度の値は102で、スキーマエディターでそれらのカスタム値を指定することもできます。

  • 日付型のフィールドの場合、スキーマエディターで日付の形式を指定する必要があります。サポートされている日付形式の詳細は、Analytics Cloud External Data Format Reference (英語のみ)をご覧ください。

[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスをオンにすると、[Schema] (スキーマ)リストと[Editor schema] (エディタースキーマ)ボタンが非表示になります。

このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

 

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Operation] (操作)

データセットに対して実行する操作を選択します。

  • [Append] (追加): すべてのデータをデータセットに追加します。データセットが存在しない場合は作成します。

  • [Upsert] (アップサート): データセットの行を挿入またはアップデートします。データセットが存在しない場合は作成します。

  • [Overwrite] (上書き): 指定されたデータで新しいデータセットを作成し、データセットが既に存在する場合はそれを置き換えます。

  • [Delete] (削除): データセットから行を削除します。

情報メモ注:
  • [Append] (追加)[Upsert] (アップサート)[Delete] (削除)操作には、メタデータJSONファイルが必要です。

  • [Append] (追加)および[Upsert] (アップサート)操作のデータとメタデータは、操作が発生しているデータセットと一致している必要があります。すべてのカラム、ディメンション、メジャーが完全に一致する必要があります。

  • プライマリキーとしてカラムを指定した場合、[Append] (追加)操作は許可されません。

  • [Upsert] (アップサート)または[Delete] (削除)操作の対象となるプライマリキーとして、カラムを1つだけ指定する必要があります。それには、[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックし、プライマリキーに指定するカラムの横にあるチェックボックスをオンにします。

  • [Delete] (削除)操作のメタデータは、データセットカラムのサブセットである必要があります。

[Name] (名前)

データが読み取られるデータセットの名前を入力します。

[CSV File] (CSVファイル)

ロードするローカルCSVファイルへのパスを指定します。

詳細設定

[CSV Encoding] (CSVエンコーディング)

CSVファイルのエンコーディングタイプを入力します。

このフィールドは、[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスがオンの場合には表示されません。

[Fields Delimiter] (フィールド区切り)

CSVファイルのフィールド値を区切る文字を入力します。

このフィールドは、[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスがオンの場合には表示されません。

[Fields Enclosed By] (エンクロージャ)

CSVファイルでフィールド値を囲むために使う文字を入力します。

このフィールドは、[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスがオンの場合には表示されません。

[Line Terminated By] (行終端記号)

行の最後を表す文字を入力します。

このフィールドは、[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスがオンの場合には表示されません。

[Auto Generate JSON Metadata Description] (JSONメタデータデスクリプションを自動生成)

このチェックボックスを選択すると、JSONメタデータデスクリプションが自動的に生成されます。

[Header] (ヘッダー)

CSVファイルで無視する行数を指定します。

このフィールドは、[Auto Generate JSON Metadata Description] (JSONメタデータデスクリプションを自動生成) チェックボックスがオフの場合のみ利用できます。

[Unique API Name] (一意のAPI名)

JSONメタデータデスクリプションでオブジェクトに一意のAPI名を指定します。

このフィールドは、[Auto Generate JSON Metadata Description] (JSONメタデータデスクリプションを自動生成) チェックボックスがオフの場合のみ利用できます。

[Label] (ラベル)

JSONメタデータデスクリプションでオブジェクトに表示名を指定します。

このフィールドは、[Auto Generate JSON Metadata Description] (JSONメタデータデスクリプションを自動生成) チェックボックスがオフの場合のみ利用できます。

[Fully Qualified Name] (完全修飾名)

JSONメタデータデスクリプションでレコードを一意に識別する完全パスを指定します。

このフィールドは、[Auto Generate JSON Metadata Description] (JSONメタデータデスクリプションを自動生成) チェックボックスがオフの場合のみ利用できます。

[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)

カスタマイズされたJSONメタデータファイルを使うには、このチェックボックスを選択します。

このチェックボックスは、[Auto Generate JSON Metadata Description] (JSONメタデータデスクリプションを自動生成) チェックボックスがオフの場合のみ利用できます。

[JSON Metadata] (JSONメタデータ)

カスタマイズされたJSONメタデータファイルへのパスを指定します。

このフィールドは、[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Generate JSON in File] (JSONをファイル内に生成)

このチェックボックスを選択すると、JSONメタデータデスクリプションがローカルファイルに書き込まれます。

このチェックボックスは、[Custom JSON Metadata] (カスタムJSONメタデータ)チェックボックスがオンの場合には表示されません。

[Generated JSON Folder] (JSONフォルダーを生成)

生成されたJSONメタデータファイルを保管するディレクトリーを指定します。

このフィールドは、[Generate JSON in File] (JSONをファイル内に生成)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Retrieve Upload Status] (アップロードステータスの取得)

データアップロードのステータスを取得するには、このチェックボックスを選択します。

[Time to wait for server answer (seconds)] (サーバー応答待機時間(秒))

サーバーからのアップロードステータスの応答を待機する時間を秒単位で指定します。

このフィールドは、[Retrieve Upload Status] (アップロードステータスの取得)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、スタンドアロンコンポーネントとして使用できます。

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