tSalesforceBulkExecの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSalesforceBulkExecを設定するために使われます。
標準のtSalesforceBulkExecコンポーネントは、ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Property Type] (プロパティタイプ) |
接続の詳細を設定する方法を選択します。
[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、他の接続コンポーネントを選択した場合、このプロパティは、利用できません。 |
[Connection Component] (接続コンポーネント) |
このコンポーネントで再利用するデータベース接続を開くコンポーネントを選択します。 |
[Connection type] (接続タイプ) |
ドロップダウンリストから、接続のタイプを選択します。接続のプロパティは、選択した接続タイプによって異なります。
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[User Id] (ユーザーID) |
Salesforceのユーザー名。 このプロパティは、[Basic] (基本)接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Password] (パスワード) |
ユーザー名に関連付けられたSalesforceのパスワード。 このプロパティは、[Basic] (基本)接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Security Token] (セキュリティトークン) |
Salesforceのセキュリティトークン。詳細は、セキュリティトークンのリセット (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[Basic] (基本)接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Mutual authentication] (相互認証) |
このオプションを選択すると、Salesforceへの接続を確立するための相互認証を有効にできます。 このオプションは、[Connection type] (接続タイプ)ドロップダウンリストから、[Basic] (基本)を選択した場合に利用できます。 デフォルトでは、このオプションは選択されていません。 情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[Mutual auth keystore] (相互認証キーストア) |
相互認証Keystoreファイル(キーと証明書を含むパスワードで保護されたファイル)へのパスを入力します。 このオプションは、[Mutual authentication] (相互認証)が選択されている場合に使用できます。 情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[Mutual auth keystore password] (相互認証キーストアパスワード) |
相互認証Keystoreファイルのパスワードを入力します。 このオプションは、[Mutual authentication] (相互認証)が選択されている場合に使用できます。 情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[Issuer] (発行者) |
接続アプリケーションが作成され、Salesforceの接続アプリケーションの詳細ページに表示される時に生成されるOAuthコンシューマーキー。詳細は、接続アプリケーションを作成 (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Subject] (件名) |
Salesforceのユーザー名。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Audience] (オーディエンス) |
Json Webトークンのオーディエンス。 独自のJson Webトークンオーディエンスを設定できます。 このプロパティは、[Connection type] (接続タイプ)ドロップダウンリストから、[OAuth]が、[Oauth2 flow type] (Oauth2フロータイプ)ドロップダウンリストから、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)が選択されている場合のみ利用できます。 |
[Expiration time (in seconds)] (有効期限(秒)) |
5分以内のアサーションの有効期限(秒)。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Key store] (キーストア) |
Java KeyStore (JKS)形式のキーストアファイルへのパス。 Keystoreファイルは、Salesforceによって署名された証明書を作成し、それをKeystoreにエクスポートすることで生成できます。詳細は、自己署名証明書の生成 (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[KeyStore password] (KeyStoreパスワード) |
Keystoreのパスワード。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Certificate alias] (証明書の別名) |
Salesforceによって署名された証明書の一意の名前。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Client Id] (クライアントID) |
接続アプリケーションが作成され、Salesforceの接続アプリケーションの詳細ページに表示される時に生成されるOAuthコンシューマーキー。詳細は、接続アプリケーションを作成 (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Client Secret] (クライアントシークレット) |
接続アプリケーションが作成され、Salesforceの接続アプリケーションの詳細ページに表示される時に生成されるOAuthコンシューマーシークレット。詳細は、接続アプリケーションを作成 (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Callback Host] (コールバックホスト) |
接続アプリケーションの作成中に定義され、Salesforceの接続アプリケーション詳細ページのAPI (OAuth設定の有効化)エリアに表示されるOAuth認証コールバックURLのホスト値。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Callback Port] (コールバックポート) |
接続アプリケーションの作成中に定義され、Salesforceの接続アプリケーション詳細ページのAPI (OAuth設定の有効化)エリアに表示されるOAuth認証コールバックURLのポート値。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Token File] (トークンファイル) |
認証なしでのアクセストークンの取得に使う更新トークンを保管するトークンファイルへのパス。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Module Name] (モジュール名) |
フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、表示されたダイアログボックスで、使われるモジュールを選択します。または、[Use custom object] (カスタムオブジェクトの使用)チェックボックスをオンにして、[Object Name] (オブジェクト名)フィールドにモジュール名を指定します。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
ジョブで接続している先行コンポーネントからスキーマを取得するためには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。 このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。 |
[Output Action] (出力アクション) |
ドロップダウンリストから、実行する次のいずれかの操作を選択します。
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[Bulk File Path] (バルクファイルパス) |
処理するデータを保管するファイルへのパスを指定します。 |
[Content Type] (コンテンツタイプ) |
データをロードするファイルの形式を選択します。現在は、JSONとCSVという2つのファイル形式がサポートされています。Bulk API 2.0ではJSON形式がサポートされていないため、JSONファイルからデータをロードしたい場合は、[Advanced settings] (詳細設定)ビューにある[Bulk API V2]オプションを選択しません。 情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-05以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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詳細設定
Salesforce URL |
Salesforceへの接続に必要なWebService URL。 |
[API version] (APIバージョン) |
Salesforce APIバージョン。 このプロパティは、OAuth接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Need compression] (圧縮が必要) |
SOAPメッセージ圧縮を有効にする場合は、このチェックボックスを選択します。これにより、パフォーマンスが向上する場合があります。 |
[Trace HTTP message] (HTTPメッセージをトレース) |
コンソールでのHTTPインタラクションを出力する場合は、このチェックボックスを選択します。 |
[Client Id] (クライアントID) |
Salesforce Webサイトへのアクセスに同じアカウントとパスワードを使うユーザーを区別するには、実際のユーザーのIDを入力します。 |
[Timeout] (タイムアウト) |
Salesforceでクエリータイムアウトの予定数をミリ秒で入力します。 |
[Use Proxy] (プロキシを使用) |
SOCKSプロキシサーバーを使う場合は、このチェックボックスをオンにして、表示された[Host] (ホスト)、[Port] (ポート)、[User Id] (ユーザーID)、[Password] (パスワード)フィールドで、SOCKSプロキシサーバーの接続パラメーターを指定します。 情報メモ注: 許可されているタイプのプロキシ(HTTPプロキシ、HTTPSプロキシ、SOCKSプロキシ、FTPプロキシを含む)を使用するには、tSetProxyコンポーネントを使用します。
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[Bulk API V2] (バルクAPI V2) |
このチェックボックスを選択し、バルクAPI V2ジョブを作成してから、CSVデータ用に、[Column Delimiter] (カラム区切り)ドロップダウンリストから、フィールド区切りのタイプを、[Line Ending] (行末)ドロップダウンリストから、行末処理の方法をそれぞれ選択します。 Bulk API V1と比べると、Bulk API v2ではデータの処理方法が簡素化されています。 このプロパティは、OAuth接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Concurrency Mode] (同時モード) |
ジョブの同時モードを選択します。
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[Rows to Commit] (コミットする行数) |
処理するデータバッチごとの行数を指定します。 |
[Bytes to Commit] (コミットするバイト数) |
処理するデータバッチごとのバイト数を指定します。 |
[Wait Time Check Batch State] (バッチ状態確認の待機時間) |
すべてのバッチが最終的に処理されるまで、ジョブ内のバッチが処理されたかどうかを確認するための待機時間(ミリ秒)を指定します。 |
[Safety Switch] (安全スイッチ) |
クエリーするモジュールのカラムの長さが100,000文字を超える場合は、このチェックボックスをオフにします。デフォルトでは、このチェックボックスは過剰なメモリ使用を防ぐためにオンになっています。 これらのプロパティは、[Query Mode] (クエリーモード)ドロップダウンリストで[Bulk] (バルク)またはBulkV2が選択されている場合に利用できます。 情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-02以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
NB_LINE |
処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_SUCCESS |
正しく処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_REJECT |
リジェクトされた行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
ERROR_MESSAGE |
エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、一般にtSalesforceOutputBulkコンポーネントと共に使います。一緒に使うと、Salesforceで情報をフィードまたは変更する時にパフォーマンスが向上します。 |