tRouteFaultの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtRouteFaultを設定するために使われます。
標準のtRouteFaultコンポーネントは、ESBファミリーに属しています。
このコンポーネントは、ESBで Talend ソリューションの1つを使用している場合のみ該当します。[Service] (サービス)リポジトリーノードと[Data Service] (データサービス)の作成に関連するウィザードと併用する必要があるためです。
基本設定
[Output Schema] (出力スキーマ)および[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
[Sync columns] (カラムを同期)をクリックすると、ジョブで接続している先行コンポーネントからスキーマが取得されます。 |
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[Built-in] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。 |
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[Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されているリポジトリーファイルを選択します。 |
Camel |
[Edit schema] (スキーマを編集)ボタンを使用してスキーマダイアログボックスで定義したカラムに対応するメッセージパラメーターを入力します。 |
[Type] (タイプ) |
次のどちらかを選択します。 [Body] (ボディ): ルートの本文を設定するために使われます。コードexchange.getOut().setBody(...)と同じです。 [Property] (プロパティ): ルートのプロパティを設定するために使われます。コードexchange.setProperty(name, value)と同じです。 [System] (システム): システムプロパティの設定に使用します。コードSystem.setProperty(name, value)と同じです。 [Header] (ヘッダー): 出力ヘッダーの設定に使用します。コードexchange.getOut().setHeader(name, value)と同じです。 |
[Name] (名前) |
このカラムは、タイプが[Property] (プロパティ)、[System] (システム)または[Header] (ヘッダー)である場合に、パラメーターの名前を設定するために使われます。このカラムは、タイプが[Body] (ボディ)の場合は無視されます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、終了コンポーネントとして使用できます。したがって、入力コンポーネントを必要とします。 |
[Limitation] (制限事項) |
tRouteFaultを使用するジョブは、cTalendJobコンポーネントを使用するルート内でのみ開始してください。 |