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tRiakInputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtRiakInputを設定するために使われます。

標準tRiakInputコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで利用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Use existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスをオンにすると、[Nodes] (ノード)テーブルは利用できなくなります。

[Nodes] (ノード)

Riakクラスターへの接続に必要な情報を入力します。

  • [Host] (ホスト): 接続するRiakクラスター内のRiakノードのIPアドレスまたはホスト名を入力します。

  • [Port] (ポート): Riakノードのリスニングポート番号を入力します。このフィールドを空のままにすると、デフォルト値の8098が使えます。

  • [Riak path] (Riakパス): RiakノードにアクセスするためのRiakパスを入力します。このフィールドを空のままにすると、デフォルト値のriakが使えます。

RiakノードにアクセスするためのURLの一例が、http://127.0.0.1:8098/riakです。

Riakに関連するコンセプトの詳細は、https://docs.basho.com/riak/kv/2.2.0/learn/concepts/ (英語のみ)を参照してください。

[Bucket] (バケット)

データを読み取るバケットの名前を入力します。

[Key] (キー)

読み取るデータに関連付けられているキーを入力します。

[Output key to column] (キーを出力するカラム)

このチェックボックスをオンにし、リストからキーの出力先となる目的のカラムを選択します。

[Values column] (値のカラム)

値が出力されるカラムをカスタマイズします。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントには常に出力リンクが必要です。

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