tRESTの標準プロパティ
標準のtRESTコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。
Talend Runtime内にデプロイする必要があるジョブをビルドするには、 Talend Runtimeに最適なtRESTClientコンポーネントを使用することをお勧めします。
tRESTClientコンポーネントの詳細は、tRESTClientをご覧ください。このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。 このコンポーネントは、常に、次の2つのカラムを持つ組み込みで読み取り専用のスキーマを使用します。 - Body: サーバーエンドからの結果を保存します。 - ERROR_CODE: 呼び出し処理中にエラーが発生すると、サーバーエンドからのHTTPステータスコードを保存します。エラーコードの具体的な意味は、Webサービスプロバイダーの定義によって異なります。参照情報は、en.wikipedia.org/wiki/List_of_HTTP_status_codes (英語のみ)をご覧ください。
スキーマストラクチャーを表示するには、[Edit Schema] (スキーマを編集)をクリックします。 情報メモ警告:
スキーマタイプを変更すると、スキーマストラクチャーが失われ、コンポーネントが失敗する可能性があります。 |
URL |
呼び出すREST WebサーバーのURLアドレスを入力します。 |
HTTPメソッド |
このリストから、目的のアクションを説明するHTTP方式を選択します。HTTP方式の具体的な意味は、Webサービスプロバイダーの定義によって異なります。一般的に受け入れられているHTTP方式の定義は、以下のとおりです。 - GET: 特定のパラメーターをベースにサーバーエンドからデータを取得します。 - POST: 特定のパラメーターをベースにデータを作成およびアップロードします。 - PUT: 特定のパラメーターをベースにデータをアップデートします。データが存在しない場合は作成します。 - DELETE: 特定のパラメーターをベースにデータを削除します。 |
[HTTP Headers] (HTTPヘッダー) |
HTTPヘッダーに名前/値のペアを入力して、リクエストされたHTTPオペレーションのパラメーターを定義します。 HTTPヘッダーの具体的な定義は、REST Webサービスプロバイダーにお問い合わせください。参照情報は、en.wikipedia.org/wiki/List_of_HTTP_headers (英語のみ)をご覧ください。 |
[HTTP Body] (HTTPボディ) |
POSTまたはPUTアクションが選択されている場合は、サーバーエンドにアップロードするpayloadを入力します。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントをREST Webサービスプロバイダーと通信するためのREST Webサービスクライアントとして使用します。出力コンポーネントにリンクされている必要があります。 |
[Limitation] (制限事項) |
このコンポーネントが正しく機能するには、JRE 1.6が実行されている必要があります。 |