tSample MapReduceプロパティ(非推奨)
これらのプロパティは、MapReduceジョブのフレームワークで実行されているtSampleを設定するために使われます。
MapReduce tSampleコンポーネントは、変換処理ファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。
MapReduceのフレームワークは、Talend 7.3以降非推奨となります。Apache SparkのTalendジョブを使って、インテグレーションタスクを実行します。基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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[Sampling fraction] (サンプリング比) |
処理するデータに対するサンプルサイズの比率を入力します。たとえば、0.1と入力すると、処理中の合計データに対するサンプルデータの比率は10%になります。 |
[Use a seed for random number generator] (ランダム番号ジェネレーターにシードを使用) |
同じサンプルが再現できるように、正のシード番号(生成された番号のランダムなシーケンスの開始番号)を入力します。 |
Global Variables
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、サンプリングされたデータセットを後続のコンポーネントに渡す中間コンポーネントです。このサンプリングは置き換えなしで続行されます。 統計とサンプリングの知識が必要です。 このコンポーネントおよびそのMapReduceファミリーは Map/Reduceジョブを作成している場合に限り表示されます。 本書では、特に明記されていない限り、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブ、およびMap/Reduce以外のジョブのシナリオで説明しています。 |
[Hadoop Connection] (Hadoop接続) |
[Run] (実行)ビューの[Hadoop Configuration] (Hadoop設定)タブを使用して、ジョブ全体で特定のHadoopディストリビューションに対する接続を定義する必要があります。 この接続は、ジョブごとに有効になります。 |