tFileOutputORCの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileOutputORCを設定するために使われます。
標準のtFileOutputORCコンポーネントは、ファイルファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。
情報メモ注: 変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。
情報メモ注: カラム名では大文字と小文字が区別されます。また、ORCファイルで定義されたカラム名と一致する必要があります。
このコンポーネントではダイナミックスキーマ機能のメリットが提供されています。ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。 |
[File name] (ファイル名) |
出力ファイルや使用する変数の名前またはパス。 ジョブで変数を定義して使用する方法は、 Talend Studio ユーザーガイドをご覧ください。 情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。
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[Action] (アクション) |
データを書き込む操作を選択します。 [Create] (作成): ファイルを作成してデータを書き込みます。 [Overwrite] (上書き): ファイルが既に存在する場合は上書きします。 |
[Compression] (圧縮) |
デフォルトでは、[Uncompressed] (非圧縮)オプションがアクティブになっています。ただし、他のいずれかのオプションを選択すれば出力データを圧縮できます。 |
詳細設定
[Batch size] (バッチサイズ) |
処理する各バッチの行数を入力します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 FILE_PATH: Boxで処理されているフォルダーまたはファイルを参照するパス。これはFlow変数で、文字列を返します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、終了コンポーネントとして使用され、入力リンクを必要とします。 |