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tNetsuiteInputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtNetsuiteInputの設定で使用します。

標準tNetsuiteInputコンポーネントは、ファミリービジネスCloudに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Connection Component] (接続コンポーネント)

tNetsuiteConnectionコンポーネントを選択し、その接続の詳細を再利用して、NetSuiteサーバーへの接続を設定するために使われます。

tNetsuiteConnectionが選択されていると、接続のセットアップに関連する設定は表示されません。

[Endpoint] (エンドポイント)

NetSuiteサーバーへの接続に必要なWebService URLを入力します。

[API version] (APIバージョン)

接続先のNetSuite APIのバージョンを選択します。

Availability-noteDeprecated
バージョン7.1の段階で、APIバージョン2014.2と2016.2は非推奨となっています。

[E-mail] (メール)[Password] (パスワード)

ユーザー認証情報を入力してNetSuite SOAPサービスにアクセスします。

パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

ロール

NetSuiteロールIDを入力します。

アカウント

NetSuite Webサービスのアカウント番号(別名アカウントID)を入力します。

[Application ID] (アプリケーションID)

お使いのアカウント用に生成されたNetSuiteアプリケーションIDを入力します。

NetSuiteバージョン2015以降では、アプリケーションIDが必要になっています。アプリケーションIDは、NetSuiteの[Manage Integration] (インテグレーションを管理)ページにあります。またはそこで新しく作成できます。

[Record Type] (レコードタイプ)

フィールドの横にある[...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを開き、取得するレコードタイプを選択するか、または[Use custom object] (カスタムオブジェクトの使用)チェックボックスをオンにして、[Object Name] (オブジェクト名)フィールドでカスタムレコードタイプを指定します。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

 

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

情報メモ警告:

このコンポーネントのスキーマには、NetSuiteサービスフィールドに対応するカラムがダイナミックに入力されます。このサービスフィールドは、選択した[Record Type] (レコードタイプ)によって異なります。オペレーションに関係のないカラムは削除できますが、スキーマカラムの名前を変更すると実行エラーが発生するため、変更しないでください。

検索条件

データ取得のためにフィールドのマッチングを行えるように、検索条件を指定します。[+]ボタンをクリックして、 いくつでも必要な数の行を追加し(各条件に1行)、各条件を定義します。

  • [Field] (フィールド): 条件に基づいて、検索するフィールドを選択します。

  • [Operator] (オペレーター): フィールドの検索条件に使用するオペレーターを選択します。

  • [Value] (値): フィールドの検索条件に値を入力します。

  • [Value 2] (値2): 選択したオペレーターに応じて該当する場合は、フィールドの検索条件に2番目の値を入力します。

詳細設定

[Body fields only] (本文フィールドのみ)

ボディフィールドのみ取得したい場合はこのチェックボックスをオンにし、ボディフィールドとサブリストの値を両方取得したい場合はこのチェックボックスをオフにします。

関連情報については、bodyFieldsOnlyをご覧ください。

情報メモ注:
  • ボディフィールドの値に加え、サブリストの値も取得したい場合は、必ずこのチェックボックスをオフにしてください。
  • このチェックボックスをオンにすると、パフォーマンスが大幅に改善されます。

[Enable customizations] (カスタマイズの有効化)

コンポーネントにカスタマイズ(カスタムレコードタイプとカスタムフィールド)の取得を指示する場合は、このチェックボックスを選択します。このオプションを有効にすると、カスタムレコードタイプが取得され、[Record Type] (レコードタイプ)ダイアログボックスで選択できるようになり、カスタムフィールドが取得されてスキーマに含まれます。

このオプションはデフォルトで有効になっています。カスタムレコードタイプまたはカスタムフィールドを必要としない場合は、無効にできます。

情報メモ注: 次のトランザクションカスタムボディフィールドはサポートされていません: Assembly UnbuildBin Putaway WorksheetBin TransferPaycheckWork Order

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、通常 Talend フローにおいて開始コンポーネントとして使用され、出力コンポーネントを必要とします。

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