tFileInputMSXMLの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileInputMSXMLを設定するために使われます。
標準のtFileInputMSXMLコンポーネントは、ファイルファミリーとXMLファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
File name (ファイル名) |
処理するファイル名および/または変数名。 ジョブで変数を定義して使用する方法は、『 Talend Studio ユーザーガイド』をご覧ください。 情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。
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[Root XPath query] (ルートXPathクエリー) |
クエリーが基礎となっているXMLツリーのルート。 |
カラム[Schema XPath loop] (スキーマXPathループ)でXPathを有効にしますが、順序が失われます |
ソースXMLファイルに表示されるデータの順序を保持しないで、[Outputs] (出力)テーブルの[Schema XPath loop] (スキーマXPathループ)フィールドでXPathパスを定義する場合は、このチェックボックスをオンにします。 情報メモ警告:
このオプションは、[Advanced settings] (詳細設定)ビューでDom4j生成モードを選択した場合にのみ有効です。 |
[Output] (出力) |
[Schema] (スキーマ): 必要な数のスキーマを定義します。 [Schema XPath loop] (スキーマXPathループ): ループが基礎となっているXMLツリーまたはXPathパスのノードを入力します。 [XPath Queries] (XPathクエリー): ストラクチャー化入力から抽出する項目を入力します。 [Create empty row] (空の行の作成): スキーマの空のフィールドに空の行を作成する場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
Die on error (エラー発生時に強制終了) |
このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。 |
詳細設定
[Trim all column] (すべてのカラムのトリム) |
このチェックボックスをオンにすると、先行ホワイトスペースおよび後続ホワイトスペースが定義済みのカラムから削除されます。 |
[Validate date] (データの検証) |
このチェックボックスをオンにすると、日付形式が入力スキーマに対して厳密にチェックされます。 |
DTDファイルを無視 | 処理中のXMLファイルに示されているDTDファイルを無視するには、このチェックボックスをオンにします。 |
Generation mode (生成モード) |
利用可能なメモリに応じて、適切な生成モードを選択します。利用可能モードは以下のとおりです:
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[Encoding] (エンコーディング) |
一覧からエンコードの種類を選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須です。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |