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tMarketoInputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMarketoInputを設定するために使われます。

標準tMarketoInputコンポーネントは、 ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

接続の詳細を設定する方法を選択します。

  • [Built-In] (組み込み): このコンポーネントの接続の詳細がローカルに設定されます。関連するすべての接続のプロパティ値を手動で指定する必要があります。

  • [Repository] (リポジトリー): [Repository] (リポジトリー) > [Metadata] (メタデータ)で一元的に保存された接続の詳細が、このコンポーネントによって再使用されます。このチェックボックスの横にある [...] ボタンをクリックし、表示された [Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスで、再使用する接続の詳細を選択すると、関連するすべての接続のプロパティに値が自動的に入力されます。

[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、他の接続コンポーネントを選択した場合、このプロパティは、利用できません。

[Connection Component] (接続コンポーネント)

ドロップダウンリストから、Marketoへの接続を設定するために接続の詳細を使うコンポーネントを選択します。

エンドポイントのアドレス

Marketo WebサービスのAPIエンドポイントURLを入力します。APIエンドポイントURLは、Marketo[管理者] > [Webサービス]パネルにあります。

[Client access ID] (クライアントアクセスID)

Marketo WebサービスにアクセスするためのクライアントIDを入力します。

クライアントIDとクライアントシークレットキーは、Marketoの[Admin] (管理者) > LaunchPointパネルにあります。アクセスするサービスの[View Details] (詳細の表示)をクリックしてください。詳細な情報が必要な場合は、Marketoのサポート(support@marketo.com)への問い合わせも可能です。

[Secret key] (シークレットキー)

Marketo Webサービスにアクセスするためのクライアントシークレットキーを入力します。

シークレットキーを入力するには、シークレットキーフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにシークレットキーを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

このコンポーネントのスキーマは事前定義されており、選択したAPIモード、選択した操作、または指定したカスタムオブジェクトによって異なります。

APIモードが変更された場合は、[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、コンポーネントを切り替えて(tMarketoConnectionコンポーネントによって作成された接続を再利用する場合のみ)、[Operation] (操作)ドロップダウンリストから、実行する操作を変更して、スキーマカラムを手動で更新する必要があります。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。

このコンポーネントのダイナミックスキーマ機能は、REST APIモードでのみサポートされています。

Operation (操作)

ドロップダウンリストから、実行する次のいずれかの操作を選択します。

  • getLead: この操作により、単一のリードレコードが取得されます。
  • getMultipleLeads: この操作により、指定したリードセレクター検索条件に一致するリードレコードのバッチが取得されます。
  • getLeadActivity: この操作により、指定した検索条件に一致するアクティビティ履歴が取得されます。
  • getLeadChanges: この操作により、一定時間経過後のデータ値の変更と新しいリードアクティビティが取得されます。
  • CustomObject: この項目を選択すると、カスタムオブジェクトに対して特定のアクションが実行されます。この項目はREST APIモードでのみ使えます。
  • [Company] (会社): この操作により、会社が取得されます。アカウントとも呼ばれ、個人が属しています。
  • Opportunity] (機会): この操作により、リードまたは連絡先と会社に関連付けられている商談が取得されます。
  • OpportunityRole: この操作により、商談内の特定の役割が取得されます。
マッピング

このテーブルを完成させて、コンポーネントスキーマのカラム名をMarketoのカラム名にマッピングします。デフォルトでは、[Column name] (カラム名)フィールドのカラム名は、スキーマ内のカラム名と同じです。

Marketoの一部のカラム名には、コンポーネントスキーマでは許可されていない空白が含まれている場合があるため、[Marketo column] (Marketoカラム名)カラムで対応するカラムフィールドを指定する必要があります。スキーマで定義されたカラム名がMarketoのカラム名と同じである場合、カラムマッピングの設定は不要です。

REST APIモードの[Operation] (操作)リストから CustomObjectが選択されている場合、このテーブルは使えません。

リードセレクター

ドロップダウンリストから次のリードセレクタータイプのいずれかを選択します。

  • LeadKeySelector: このタイプを選択すると、指定したリードキーで識別されるリードレコードが取得されます。
  • StaticListSelector: 特定の静的リストのメンバーであるリードレコードを取得するには、このタイプを選択します。このオプションを選択した場合、静的リストを名前またはIDで指定する必要があります。これを行うには、[List param] (リストパラメーター)ドロップダウンリストからSTATIC_LIST_NAMEまたはSTATIC_LIST_IDを選択し、名前またはIDのキー値を[List param value] (リストパラメーター値)フィールドに入力します。
  • LastUpdateAtSelector: 特定の日付にアップデートされたリードレコードを取得するには、このタイプを選択します。この項目はSOAP APIモードでのみ使えます。

このリストは、[Operation] (操作)リストでgetMultipleLeadsが選択されている場合にのみ使えます。

リードキーの種類

リードをクエリーするフィールドをドロップダウンリストから選択します。このリストは次の場合に使えます。

  • getLead[Operation] (操作)リストから選択されている。または
  • getMultipleLeads[Operation] (操作)リストから選択され、LeadKeySelector[Lead selector] (リードセレクター)リストから選択されている。または
  • SOAP APIモードでgetLeadChanges[Operation] (操作)リストから選択されている。
リードキーの値

リードをクエリーするフィールドの値を指定します。このフィールドは、次の場合に使えます。

  • getLead[Operation] (操作)リストから選択されている。または
  • SOAP APIモードでgetLeadChanges[Operation] (操作)リストから選択されている。または
  • getMultipleLeads[Operation] (操作)リストから選択され、LeadKeySelector[Lead selector] (リードセレクター)リストから選択されている。
インクルード種類の設定

このチェックボックスをオンにし、表示された[Activity] (アクティビティ)テーブルで、[+]ボタンをクリックして取得するアクティビティのタイプを指定し、必要な数の行を追加します。各行はアクティビティタイプごとに追加します。各セルの右側をクリックして、ドロップダウンリストからアクティビティタイプを選択します。このチェックボックスは、次の場合に使えます。

  • getLeadActivity[Operation] (操作)リストから選択されている。または
  • SOAP APIモードでgetLeadChanges[Operation] (操作)リストから選択されている。
除外種類の設定

このチェックボックスをオンにし、表示された[Activity] (アクティビティ)テーブルで、[+]ボタンをクリックして取得しないアクティビティのタイプを指定し、必要な数の行を追加します。各行はアクティビティタイプごとに追加します。各セルの右側をクリックして、ドロップダウンリストからアクティビティタイプを選択します。このチェックボックスは、次の場合に使えます。

  • getLeadActivity[Operation] (操作)リストから選択されている。または
  • SOAP APIモードでgetLeadChanges[Operation] (操作)リストから選択されている。
最も古いアップデート日

指定した時刻以降にアップデートされたリードのみを取得するには、最も早いアップデートの時刻を指定します。

Marketoでサポートされている時間の形式がサポートされています。サポートされている時間の形式については、http://developers.marketo.com/documentation/soap/getmultipleleads/ (英語のみ)をご覧ください。

このフィールドは、[Operation] (操作)リストでgetMultipleLeadsが選択され、[Lead selector] (リードセレクター)リストでLastUpdateAtSelectorが選択されている場合に、SOAP APIモードでのみ使えます。

最終アップデート日

指定した時刻より前にアップデートされたリードのみを取得するには、最新のアップデート時刻を指定します。

Marketoでサポートされている時間の形式がサポートされています。サポートされている時間の形式については、http://developers.marketo.com/documentation/soap/getmultipleleads/ (英語のみ)をご覧ください。

このフィールドは、[Operation] (操作)リストでgetMultipleLeadsが選択され、[Lead selector] (リードセレクター)リストでLastUpdateAtSelectorが選択されている場合に、SOAP APIモードでのみ使えます。

最も古い作成日

指定した時刻以降のデータのみを取得するには、最も早い作成時刻を入力します。Marketoでサポートされている時間の形式がサポートされています。

このフィールドは、[Operation] (操作)リストで getLeadChangesが選択されている場合にSOAP APIモードでのみ使えます。

最終作成日

指定した時刻より前のデータのみを取得するには、最新の作成時刻を入力します。Marketoでサポートされている時間の形式がサポートされています。

このフィールドは、[Operation] (操作)リストで getLeadChangesが選択されている場合にSOAP APIモードでのみ使えます。

最も古い作成日最新の作成日は、一緒にまたは別々に指定できます。

フィールドリスト

フィールド名のコンマ区切りリストを入力します。

このフィールドは、REST APIモードで[Operation] (操作)リストからgetLeadChangesが選択されている場合に使えます。

DateTime以降

結果のフィルタリングに使うタイムスタンプを指定して、それ以降のアクティビティのあるリードのみを含めるようにします。

このフィールドは、REST APIモードで[Operation] (操作)リストからgetLeadActivityまたはgetLeadChangesが選択されている場合に使えます。

アクション

指定したカスタムオブジェクトに対して実行する操作を選択します。

  • [describe] (説明する): 指定されたカスタムオブジェクトに関するメタデータを返します。
  • [list] (リスト): ターゲットインスタンスで使用可能なカスタムオブジェクトタイプのリストと、各タイプのIDおよび重複除去情報を返します。このオプションを選択した場合、[CustomObject names] (CustomObject名)フィールドでタイプをフィルタリングするための名前のコンマ区切りリストを指定する必要があります。

    これらのプロパティは、[Operation] (操作)ドロップダウンリストからCustomObjectが選択されている場合にのみ使えます。

  • [get] (取得する): フィルターと値のセットに基づいてカスタムオブジェクトレコードのリストを取得します。

このフィールドは、[Operation] (操作)ドロップダウンリストからCustomObject[Company] (会社)[Opportunity] (商談)またはOpportunityRoleが選択されている場合にのみ使えます。

スキーマを取得

このボタンをクリックして、指定したカスタムオブジェクトのスキーマを取得します。

このボタンは、CustomObject[Operation] (操作)リストから選択され、get[Action] (アクション)リストから選択されている場合にのみ使えます。

フィルターの種類

フィルタリングするフィールドを指定します。検索可能なフィールドは、カスタムオブジェクトで記述アクションを実行することで取得できます。

このフィールドは、[Operation] (操作)リストでCustomObjectが選択され、[Action] (アクション)リストでgetが選択されている場合のみ使えます。

値のフィルタリング

照合するフィールド値のコンマ区切りリストを指定します。

このフィールドは、[Operation] (操作)リストでCustomObjectが選択され、[Action] (アクション)リストでgetが選択されている場合のみ使えます。

バッチサイズ

各バッチで処理するレコードの数を指定します。

このフィールドは、次の場合に使えます。

  • getMultipleLeads[Operation] (操作)リストから選択され、StaticListSelectorまたはLastUpdateAtSelector[Lead selector] (リードセレクター)リストから選択されている。

  • getLeadActivityまたはgetLeadChanges[Operation] (操作)リストから選択されている。

  • CustomObject[Operation] (操作)リストから選択され、get[Action] (アクション)リストから選択されている。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスを選択すると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。

詳細設定

APIモード

Marketo APIモード(REST API (デフォルト)またはSOAP APIを選択します。

Marketo REST APIの詳細は、http://developers.marketo.com/documentation/rest/ (英語のみ)をご覧ください。

Marketo SOAP APIの詳細は、http://developers.marketo.com/documentation/soap/ (英語のみ)をご覧ください。

Timeout (タイムアウト)

Marketo Webサービスへの接続の試行が終了するまでのタイムアウト値(ミリ秒)を入力してください。

[Max reconnection attempts] (再接続試行最大回数)

試行を断念するまでのMarketo Webサービスに対する再接続試行の最大回数を入力します。

[Attempt interval time] (試行間隔)

その後の再接続試行までの間隔(ミリ秒)を入力します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

NUMBER_CALL

呼び出し回数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、通常、ジョブまたはサブジョブの開始コンポーネントとして使い、常に出力リンクが必要です。

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