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tFileInputMailの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileInputMailを設定するために使われます。

標準tFileInputMailコンポーネントは、ファイルファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[File name] (ファイル名)

データの読み取りと抽出に使用するメールファイルを指定します。

情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

 

[Built-in] (組み込み): このコンポーネントに対してのみ作成されたスキーマがローカルに保管されます。関連項目: Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保管されているため、さまざまなプロジェクトやジョブフローチャートで再利用できます。関連項目: Talend Studio ユーザーガイドをご覧ください。

[Mail type] (メールタイプ)

ドロップダウンリストから、MIMEまたはMSGのいずれかのメールのタイプを選択します。

[Attachment export directory] (添付のエクスポートディレクトリー)

メールの添付をエクスポートするディレクトリーを指定します。

[Mail parts] (メール部分)

[File Name] (ファイル名)フィールドで指定したMIMEメールファイルから抽出するヘッダーフィールドを指定します。

  • [Column] (カラム): [Column] (カラム)セルには、スキーマで定義されたカラム名が自動的に入力されます。

  • [Mail part] (メール部分): メールファイルから抽出するヘッダーフィールドまたは本文部分の名前を二重引用符で囲んで入力します。MIMEメールヘッダーフィールドのリストは、https://tools.ietf.org/html/rfc4021 (英語のみ)をご覧ください。

  • [Multi value] (複数値): 複数のフィールド値を許可するには、このチェックボックスをオンにします。

  • [Separator] (区切り): 複数のフィールド値の区切りとして1文字を入力します。

このテーブルは、[Mail type] (メールタイプ)ドロップダウンリストから[MIME]を選択した場合にのみ表示されます。

[MSG Mail parts] (MSGメール部分)

各スキーマカラムの定義済みMSGメールファイルから抽出する内容を指定します。

  • [Column] (カラム): [Column] (カラム)セルには、定義されたスキーマカラムが自動的に入力されます。

  • [Mail parts] (メール部分): 各セルをクリックし、抽出するメール部分を選択します。

このテーブルは、[Mail type] (メールタイプ)ドロップダウンリストから[MSG]を選択した場合にのみ表示されます。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

EXPORTED_FILE_PATH: メールの添付ファイルのエクスポート先ディレクトリー。これはFlow変数で、文字列を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、データの流れを処理するため、出力が必要です。これは中間ステップとして定義されています。

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