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tFileOutputLDIFの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileOutputLDIFを設定するために使われます。

標準tFileOutputLDIFコンポーネントは、ファイルファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

File name (ファイル名)

LDIF出力ファイルへのパスを指定します。

情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。

折り返し

行が折り返される文字数を指定します。

タイプを変更

出力LDIFファイル内のエントリーに対して実行する操作を定義するchangetypeを選択します。
  • [Add] (追加): エントリーを追加するためのLDAP操作。

  • [Modify] (変更): エントリーを変更するためのLDAP操作。

  • [Delete] (削除): エントリーを削除するためのLDAP操作。

  • [Modrdn]: エントリーのRDN(相対識別名)を変更するためのLDAP操作。

  • [Default] (デフォルト): デフォルトのLDAP操作。

[Multi-Values / Modify Detail] (複数値/詳細を修正)

「タイプの変更」リストから[Add] (追加)または[Default] (デフォルト)を選択した場合は複数値フィールドの属性を指定、または、[Change type] (タイプを変更)リストから[Modify] (変更)を選択した場合は詳細な変更情報を指定します。

  • [Column] (カラム): [Column] (カラム)セルには、定義されたスキーマカラム名が自動的に入力されます。

  • [Operation] (操作): 対応するフィールドで実行する操作を選択します。このカラムは、[Change type] (タイプを変更)リストから[Modify] (変更)が選択されている場合にのみ使用できます。

  • [MultiValue]: 対応するフィールドが複数値フィールドの場合は、チェックボックスをオンにします。

  • [Separator] (区切り): 対応する複数値フィールドに値区切りを指定します。

  • [Binary] (バイナリ): 対応するフィールドがバイナリデータを表す場合、チェックボックスをオンにします。

  • [Base64]: 対応するフィールドをベース64にエンコードする必要がある場合は、チェックボックスをオンにします。LDIFファイルのbase-64でエンコードされたデータは、::シンボルで表されます。

このテーブルは、[Change type] (タイプを変更)リストから、[Add] (追加)[Modify] (変更)、または[Default] (デフォルト)が選択されている場合にのみ使用できます。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

[Sync columns] (カラムを同期)

クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、Row接続がOutputコンポーネントにリンクされた場合にのみ表示されます。

[Append] (追加)

このチェックボックスをオンにすると、ファイルの最後に新しい行が追加されます。

詳細設定

安全なベース64の変換を強制

安全なベース64エンコーディングを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。安全なBase-64エンコーディングの詳細は、https://www.ietf.org/rfc/rfc2849.txt (英語のみ)をご覧ください。

[Create directory if not exists] (ディレクトリーがない場合はディレクトリーを作成)

このチェックボックスはデフォルトで選択されています。区切り付き出力ファイルが存在しない場合は、保管するディレクトリーを作成します。

フラッシュバッファーサイズのカスタマイズ

このチェックボックスを選択すると、バッファーを空にする前に書き込む行数を指定します。

[Row number] (行番号)

バッファーを空にする前に書き込む行数を入力します。

このフィールドは、[Custom the flush buffer size] (フラッシュバッファーサイズのカスタマイズ)チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。

[Encoding] (エンコーディング)

リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須です。

[Don't generate empty file] (空のファイルを生成しない)

空のファイルを生成しない場合は、このチェックボックスを選択します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、Row > Main接続を使用して入力コンポーネントから渡されたデータを含むLDIFファイルを作成するために使用されます。

制限事項

ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Studioの Integration パースペクティブの[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールのインストールをご覧ください。外部モジュールをインストールする方法は、Talend Help Center (https://help.talend.com (英語のみ))をご覧ください。

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