tFileInputLDIFの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileInputLDIFを設定するために使われます。
標準のtFileInputLDIFコンポーネントは、ファイルファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。 |
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[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。 |
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[Repository] (リポジトリー): プロパティを保存するリポジトリーファイルを選択します。次のフィールドは、取得したデータを使用して自動的に完了されます。 |
[File name] (ファイル名) |
処理するファイル名および/または変数名。 ジョブで変数を定義して使用する方法は、『 Talend Studio ユーザーガイド』をご覧ください。 情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。
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[add operation as prefix when the entry is modify type] (エントリーが変更タイプの場合、操作を接頭辞として追加します) |
このチェックボックスをオンにすると、操作モードが表示されます。 |
[Value separator] (値の区切り) |
指定されたファイルのデータを解析するために必要な区切りを入力します。デフォルトでは、使用される区切りは","です。 |
[Die on error] (エラー発生時に強制終了) |
このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。必要に応じてRow > Rejectリンクを使用してエラー発生時に行を収集できます。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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詳細設定
[Encoding] (エンコーディング) |
一覧からエンコードの種類を選択するか、[Custom] (カスタム)を選択して手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須となります。 |
[Use field options (for Base64 decode checked)] (フィールドオプションを使用(Base64デコードチェックの場合) |
入力フローのBase64エンコードカラムを指定するには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、 [Decode Base64 encoding values] (Base64エンコーディング値をデコード)テーブルがアクティブになり、Base64からデコードするカラムを正確に指定できます。 情報メモ注:
このチェックボックスで処理されるカラムのデータ型は、入力スキーマエディターで定義する[byte] (バイト)です。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントを使って、大量のLDIFファイルの行全体を読み取ります。このコンポーネントにより、[Row] (行) > [Main] (メイン)リンクを使ってデータフローを作成したり、[Row] (行) > [Reject] (リジェクト)リンクでリジェクトフローを作成して、定義済みタイプに一致しないデータをフィルタリングしたりできます。使用例は、tFileInputXMLのプロシージャーをご覧ください。 |
制限事項 |
ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Studioの Integration パースペクティブの[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールのインストールをご覧ください。外部モジュールをインストールする方法は、Talend Help Center (https://help.talend.com (英語のみ))をご覧ください。 |