Apache Spark StreamingのtJMSOutputプロパティ
これらのプロパティを使用て、Spark Streamingジョブのフレームワークで実行されているtJMSOutputを設定するために使われます。
Spark StreamingのtJMSOutputコンポーネントは、メッセージングファミリーに属しています。
このコンポーネントのストリーミングバージョンは、Talend Real Time Big Data PlatformおよびTalend Data Fabricで利用できます。
基本設定
[Module List] (モジュールリスト) |
使用するライブラリーをリストから選択します。 |
[Context Provider] (コンテキストプロバイダー) |
コンテキストURLを入力します。サンプル: com.tibco.tibjms.naming.TibjmsInitialContextFactory。ただし、使用するJMSサーバーに応じて構文が変わる場合があるのでご注意ください。 |
[Server URL] (サーバーURL) |
構文を守りながら、サーバーURLを入力します。サンプル: tibjmsnaming://localhost:7222。 |
[Connection Factory JDNI Name] (接続ファクトリのJDNI名) |
JDNI名を入力します。 |
[Use Specified User Identity] (ユーザーアイデンティティを使用) |
ログインが必要な場合は、チェックボックスをオンにしてログインとパスワードを入力します。 パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。 |
[Message Type] (メッセージタイプ) |
メッセージのタイプを選択します: [Topic] (トピック)または[Queue] (キュー)。 |
[To] (宛先) |
サーバーが予期しているメッセージのターゲットを入力します。 |
[Processing Mode] (処理モード) |
メッセージの処理モードを選択します。 [Raw Message] (生のメッセージ)または[Message Content] (メッセージコンテンツ) |
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。 tJMSOutputスキーマは読み取り専用です。次のどちらかのカラム1つで構成されています: 処理モードが[Raw Message] (生のメッセージ)の場合は[message] (メッセージ)。または、このモードが[Message Content] (メッセージコンテンツ)の場合はmessageContent。 [message] (メッセージ)カラムは入力に有効なJMSメッセージを必要とするため、tJavaコンポーネントを使用してこれらのJMSメッセージを書き込む必要があります。他方、messageContentカラムを使用する場合は、データの入力にWriteコンポーネントを使用できます。 |
詳細設定
[Delivery Mode] (配信モード) |
データ配信の品質を確保するために、配信モードをこのリストから選択します。 [Not Persistent] (持続しない): このモードでは、データ交換中にデータ損失が発生する可能性があります。 [Persistent] (持続する): このモードでは、メッセージ配信の整合性が保証されます。 |
SSL/TLSの使用 |
SSLまたはTLS暗号化接続を有効にする場合は、このチェックボックスを選択します。 次に、同じジョブ内のtSetKeyStoreコンポーネントを使用して暗号化情報を指定する必要があります。 |
[Properties] (プロパティ) |
テーブルの下にある[+]ボタンをクリックして、ユーザー認証に必要なユーザー名とパスワードが含まれている行を追加します。 |
[Connection pool] (接続プール) |
このエリアでは、各Sparkエグゼキューターに、同時に開いたままにする接続の数を制御するための接続プールを設定するために使われます。以下の接続プールパラメーターに与えられているデフォルト値は、ほとんどのユースケースでそのまま利用できます。
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[Evict connections] (接続を無効化) |
接続プール内の接続を破棄する条件を定義する場合は、このチェックボックスを選択します。オンにすると、以下のフィールドが表示されます。
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使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、終了コンポーネントとして使用され、入力リンクを必要とします。 このコンポーネントは、所属するSpark Streamingのコンポーネントのパレットと共に、Spark Streamingジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメントのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |