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tJavaStorm Stormプロパティ

これらのプロパティは、Stormジョブのフレームワークで実行されているtJavaStormを設定するために使われます。

Storm tJavaStormコンポーネントは、カスタムコードファミリーに属しています。

このコンポーネントは、Talend Real Time Big Data PlatformおよびTalend Data Fabricで利用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

 

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Bolt code] (Boltコード)

実行するBoltのメインメソッドのBodyを入力します。

詳細設定

[Bolt advanced code] (Bolt詳細モード)

このエリアでは、[Basic settings] (基本設定)ビューで定義したBoltのexecuteメソッドと共に使うクラス、変数、およびメソッドを定義できます。tJavaStormを使うのに詳細コードは不要です。

その目的に使用できるフィールドは2つあります。

[Implement the prepare code] (準備コードを実装する): このチェックボックスをオンにして、表示されたフィールドで、Boltが実行される環境をセットアップするprepareメソッドを定義します。

[Implement the cleanup method] (Cleanupメソッドの実装): このチェックボックスをオンにして、表示されたフィールドで、トポロジーの確定に使うcleanupメソッドを定義します。

使用方法

使用ルール

Stormジョブがワークスペースで開かれると、tJavaStormがStudioの[Palette] (パレット)に表示されます。これは、Stormジョブで中間ステップとして使われます。

特に明記していない限り、このドキュメントのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブだけを扱います。

[Storm Connection] (ストーム接続)

[Run] (実行)ビューの[Storm Configuration] (Storm設定)タブを使用して、ジョブ全体で特定のStormシステムに対する接続を定義する必要があります。

この接続は、ジョブごとに有効になります。

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