tFTPDeleteの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFTPDeleteを設定するために使われます。
標準のtFTPDeleteコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Property Type] (プロパティタイプ) |
接続の詳細を設定する方法を選択します。
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[Use an existing connection] (既存の接続を使用) |
定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 |
[Host] (ホスト) |
FTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名。 |
[Port] (ポート) |
FTPサーバーのリスニングポート番号。 |
[Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) |
FTPサーバーにアクセスするためのユーザー認証データ。 パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。 |
[Remote directory] (リモートディレクトリー) |
削除するファイル/フォルダーが置かれているディレクトリー。 |
[SFTP Support] (SFTPサポート) |
SFTP接続を介してFTPサーバーに接続する場合は、このチェックボックスを選択します。 情報メモ警告: このオプションはHTTPSプロキシには使えません。HTTPSプロキシが必要な場合は、tSetProxyコンポーネントを使います。
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[Authentication method] (認証方式) |
SFTP認証方式を選択します。[Public key] (パブリックキー)、[Password] (パスワード)、または [Public key and password] (パブリックキーとパスワード)のいずれかを入力します。
これらのプロパティは、[SFTP Support] (SFTPサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 情報メモ注: [Public key and password] (パブリックキーとパスワード)オプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[Filename encoding] (ファイル名エンコーディング) |
ファイル名を文字列からバイトに変換するために使うエンコーディングを設定する場合は、このチェックボックスを選択します。SFTPサーバーで使われているものと同じエンコードにする必要があります。SFTPサーバーのバージョンが3よりも新しい場合、エンコードはUTF-8でなければならず、そうでないとエラーが発生します。 このプロパティは、[SFTP Support] (SFTPサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 |
[FTPS Support] (FTPSサポート) |
FTPS接続を介してFTPサーバーに接続する場合は、このチェックボックスを選択します。 たとえばtSetProxyコンポーネントを介してHTTPプロキシを使っている場合は、このチェックボックスをオンにし、接続モードをPassiveに設定する必要があります。 |
[KeyStore file] (KeyStoreファイル) |
Keystoreファイルへのパスは、いくつかのキーと証明書を含むパスワードで保護されたファイルです。 FTPSサーバーの設定に応じて、FTPS接続を確立するにはFTPSサーバーのプライベートキーまたはクライアント証明書が必要です。FTPサーバーのプライベートキーまたはクライアント証明書はKeystoreファイルに保管できます。 これらのプロパティは、[FTPS Support] (FTPSサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 情報メモ注: クライアント証明書を使用してFTPS接続を確立できるのは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみです。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[KeyStore Password] (KeyStoreパスワード) |
Keystoreファイルのパスワード。 これらのプロパティは、[FTPS Support] (FTPSサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 |
[Security Mode] (セキュリティモード) |
リストからセキュリティモード([Implicit] (暗黙)または[Explicit] (明示)を選択します。 これらのプロパティは、[FTPS Support] (FTPSサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 |
[Use Perl5 Regex Expression as Filemask] (Perl5正規表現をファイルマスクとして使用) |
[Files] (ファイル)フィールドでPerl5正規表現をファイルフィルターとして使う場合は、このチェックボックスを選択します。これは、処理するファイルの名前に括弧などの特殊文字が含まれている場合に役立ちます。 Perl5正規表現構文の詳細は、Perl5 Regular Expression Syntax (英語のみ)をご覧ください。 |
[Files] (ファイル) |
削除するファイル/フォルダーの名前、またはファイル/フォルダーへのパス。ワイルドカードまたは正規表現を使って、1行に複数のファイル/フォルダーを指定できます。 |
[Target Type] (ターゲットタイプ) |
削除するターゲットのタイプ([File] (ファイル)または[Directory] (ディレクトリー))を選択します 。 |
[Connection mode] (接続モード) |
リストから接続モードを選択します。[Passive] (パッシブ)または[Active] (アクティブ)のいずれかを入力します。 |
[Encoding] (エンコーディング) |
リストからエンコーディングタイプを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択してエンコーディングタイプを手動で入力し、エンコーディングタイプを指定します。 |
[Die on error] (エラー発生時に強制終了) |
このチェックボックスを選択すると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。 このチェックボックスをオフにすると、エラーをスキップしてジョブの実行プロセスを続行できます。 |
詳細設定
Socksプロキシの使用 |
プロキシを使っている場合は、このチェックボックスをオンにして表示された[Proxy host] (プロキシホスト)、[Proxy port] (プロキシポート)、[Proxy user] (プロキシユーザー)、および[Proxy password] (プロキシパスワード)フィールドで、プロキシサーバー設定情報を指定します。 |
[Ignore Failure At Quit (FTP)] (FTP終了時にエラーを無視) |
ライブラリーの終了エラーまたはFTPの終了エラーを無視する場合は、このチェックボックスを選択します。 |
[Data Channel Protection Level] (データチャネルの保護レベル) |
クライアントとサーバー間でのデータ転送に使うデータチャネル保護レベル。詳細は、RFC 2228: FTP Security Extensions (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[FTPS Support] (FTPSサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 |
[Protection Buffer Size] (保護バッファーサイズ) |
クライアントとサーバーの間で転送されるエンコードされたデータブロックの最大サイズ(バイト単位)。詳細は、RFC 2228: FTP Security Extensions (英語のみ)をご覧ください。 このプロパティは、[FTPS Support] (FTPSサポート)チェックボックスがオンの場合のみ使えます。 |
[Enable Remote Verification] (リモート検証を有効化) |
このオプションを選択すると、リモート検証を有効にできます。このオプションによって、FTPSサーバーのアーキテクチャーの互換性に関する問題が解決します。関連情報は、setRemoteVerificationEnabled (英語のみ)をご覧ください。 このオプションは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[FTPS Support] (FTPSサポート)が選択されている場合に利用できます。 |
[Connection timeout] (接続タイムアウト) |
接続のタイムアウト値(ミリ秒)を指定します。値0または負の値は無視されます。この場合、デフォルト値(60000ms)が使われます。 |
[Use strict reply parsing] (返信解析の制限を使用) |
このオプションを選択すると、厳密な返信解析が行われます。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
ERROR_MESSAGE |
エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 |
NB_FILE |
処理されたファイルの数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
CURRENT_STATUS |
コンポーネントの実行結果。これはFlow変数で、文字列を返します。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、通常、単一コンポーネントのサブジョブとして使われますが、出力オブジェクトまたは終了オブジェクトとしても使えます。 |