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tRESTResponseの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtRESTResponseを設定するために使われます。

標準tRESTResponseコンポーネントは、ESBファミリーに属しています。

このコンポーネントは、ESBで Talend ソリューションの1つを使用している場合のみ該当します。[Service] (サービス)リポジトリーノードと[Data Service] (データサービス)の作成に関連するウィザードと併用する必要があるためです。

基本設定

[Return Body Type] (リターンボディタイプ) リストの[Document] (ドキュメント)[String] (文字列)[Byte] (バイト)からレスポンスのボディタイプを選択します。
[Return status code] (リターンステータスコード)

リストからステータスコードを選択して、リクエストのステータスを示します。

- [<<Custom>>] (カスタム): このオプションでは、ステータスコードをカスタマイズできます。選択したステータスコードをフィールドに入力します。

- [Bad Request (400)] (不正なリクエスト): リクエストの構文が不適切であるか、リクエストを満たすことが本質的に不可能でした。

- [Internal Server Error (500)] (内部サーバーエラー): サーバーで予期しない状態が発生したため、リクエストを実行できませんでした。

- OK (200): リクエストが満たされました。

- [Resource Not Found (404)] (リソースが見つかりません): サーバーは指定されたURIに一致するものを検出しませんでした。

[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。

スキーマモードが[Built-in] (組み込み): このコンポーネント用に作成され、ローカルに保管されます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。

入力フローは、tRESTResponseに接続された前のコンポーネントから取得されます。tRESTResponseの入力フローの変更も、前のコンポーネントに自動的にプロパゲートされます。

tRESTResponseの出力フローは、[body] (ボディ)という名前のハードコードされたフィールドで、タイプは[Return Body Type] (リターンボディタイプ)リストで定義されています。

詳細設定

[Response Headers] (レスポンスヘッダー)

名前と値のペアを入力して、レスポンスに関する追加情報を渡します。レスポンスヘッダーの詳細は、サイトhttp://www.w3.org/Protocols/rfc2616/rfc2616-sec6.html#sec6.2 (英語のみ)をご覧ください。

[Drop JSON Response Root] (JSONレスポンスルートを削除)

レスポンスからルートJSONエレメントをドロップするには、このチェックボックスをオンにします。

[JSON Array Keys] (JSON配列キー)

JSON配列としてフォーマットされるJSON結果のキーワードを入力します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントには、Talendジョブをサービスとしてラップし、サービスリクエストをジョブに入力し、ジョブの結果をサービスレスポンスとして返すことができる可能性が網羅されています。

リクエスト応答通信スタイルの場合、tRESTResponseコンポーネントをtRESTRequestコンポーネントと共に使い、ジョブ結果をWebサービスプロバイダーのレスポンスとして提供する必要があります。

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