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tELTSybaseMapの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtELTSybaseMapを設定するために使われます。

標準tELTSybaseMapコンポーネントは、ELTファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、2つのレベルの間の既存の接続を共有する必要がな場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、以下を実行する必要があります。
  1. 親レベルで、共有するデータベース接続を、そのデータベース接続そのものを作成する接続コンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューに登録します。

  2. 子レベルで、登録済みのそのデータベース接続を読み取るために専用の接続コンポーネントを使用します。

ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

[ELT Sybase Map Editor] (ELT Sybaseマップエディター)

ELT Mapエディターでは、出力スキーマを定義し、実行するSQLステートメントのグラフィカルビルドを作成できます。スキーマのカラム名は、データベースのカラム名とは異なる場合があります。

Talendが提供するR2021-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした場合は、マップエディターの入力テーブルと出力テーブルの右上隅に[Enable/disable column name filter] (カラム名フィルターを有効化/無効化)ボタンが表示されます。対応するテーブルでこのボタンをクリックし、表示されたフィールドに検索キーワードを入力すれば、入力テーブルや出力テーブルのスキーマカラムをフィルタリングできます。

[Style link] (スタイルリンク)

リンクの表示方法を選択します。

Auto (自動): 入力スキーマと出力スキーマおよびWebサービスパラメーター間のリンクはデフォルトで曲線の形になります。

Bezier curve (ベジエ曲線): スキーマとWebサービスパラメーター間のリンクは曲線の形になります。

Line (直線): スキーマとWebサービスパラメーター間のリンクは直性の形になります。

このオプションによってパフォーマンスがわずかに最適化されます。

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)または[Repository] (リポジトリー)のいずれかになります。

 

[Built-in] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

Repository (リポジトリー): プロパティを保存するリポジトリーファイルを選択します。以下のフィールドは、収集されたデータを使って事前に入力されています。

[DB Version] (DBバージョン)

ドロップダウンリストから、使用するSybaseデータベースのバージョンを選択します。

Host (ホスト)

データベースサーバーのIPアドレス。

[Port] (ポート)

データベースサーバーのリスニングポート番号。

[Database] (データベース)

データベースの名前。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

DBユーザー認証データ。

パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

tELTSybaseMapは、tELTSybaseInputおよびtELTSybaseOutputと共に使うことを目的としています。これらのコンポーネントと共に使用する出力リンクは、テーブル名の構文と正確に対応している必要があります。

情報メモ注:

ELTコンポーネントは、スキーマ情報のみを処理します。実際のデータフローは処理しません。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)

[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。

ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。[Dynamic settings] (ダイナミック設定)とコンテキスト変数については、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

制限事項

このコンポーネントでは、関連するjarファイルのインストールが必要です。

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