tDotNETInstantiateの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtDotNETInstantiateを設定するために使われます。
標準のtDotNETInstantiateコンポーネントは、DotNETファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
Dll to load (ロードするDLL) | パスを入力するか、対象クラスを含んだDLLライブラリーを参照するか、使うアセンブリーの名前を入力します。たとえば、OleDbアセンブリーの場合は、System.Data, Version=2.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089です。 |
Fully qualified class name(i.e. ClassLibrary1.NameSpace2.Class1) (完全修飾クラス名( ClassLibrary1.NameSpace2.Class1)) | 対象クラスの完全修飾名を入力します。 |
Value(s) to pass to the constructor (コンストラクターに渡す値) | [+]ボタンをクリックして、オブジェクトのコンストラクターに渡す値を1つ以上追加します。または、このテーブルを空のままにして、オブジェクトのデフォルトのコンストラクターを呼び出します。 有効は値は、使用するクラスに必要なパラメーターにする必要があります。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
INSTANCE: .NETオブジェクトのインスタンス。これはAfter変数で、オブジェクトを返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール | このコンポーネントは、フローまたは独立したサブジョブで開始コンポーネントとして使うことができます。 このコンポーネントを使用するには、まず、ランタイムDLLをインストールする必要があります。たとえば、WIndows 32ビット版の場合はjanet-win32.dll、Windows 64ビット版の場合はjanet-win64.dllを、対応するMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージからインストールします。このコンポーネントをインストールすると、依存DLLでのUnsatisfiedLinkErrorのようなエラーを防ぐことができます。 したがって、ランタイム、および呼び出すDLLが依存する他のDLLすべてを確実にインストールします。またそれらのバージョンが統一されていることをご確認ください。 情報メモ注: 必要なDLLは、使用するJavaランタイムのSystem32フォルダーまたはbinフォルダーにインストールできます。このコンポーネントを使ってジョブをエクスポートしてStudio外部で実行する必要がある場合は、対象のランタイムコンテナーを指定してください。それには、-Djava.library.path引数を適宜設定します。 Talend ソリューションとESBを使用するユーザーの場合、このコンポーネントを使ってESB Runtimeでジョブを実行するには、ランタイムDLLを%KARAF_HOME%/lib/wrapper/ディレクトリーにコピーする必要があります。
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