複数の確率分布で分析を実行する
手順
- Integration パースペクティブに再び切り替えて、tDuplicateRowの基本設定で[Poisson distribution] (ポアソン分布)を選択し、ジョブを実行します。
- Profiling パースペクティブで、[Matching Key] (マッチングキー)テーブルの下にある[Chart] (グラフ)をクリックして、[Poisson distribution] (ポアソン分布)に従って生成された複製を表示します。
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[Geometric distribution] (幾何分布)でジョブを実行し、[Profiling] (プロファイリング)の[Chart] (グラフ)をクリックして、幾何分布に従って生成された複製を表示します。
以下のテーブルに、tDuplicateRowコンポーネントで選択した確率分布によって、生成された重複の結果がどのように異なるかを示します。
確率分布
複製結果
説明
ベルヌーイ分布
曲線は対称的です。複製のグループは各サイドに均等に分布されており、この例の平均値は4です。この平均値は複製グループの平均的な複製数であり、この値はtDuplicateRowコンポーネントの基本設定の[Average group size] (平均グループサイズ)フィールドで設定した数値です。
ポアソン分布
曲線は対称的ではありません。複製のグループは不均等に分布されています。
幾何分布
曲線の形は、tDuplicateRowの基本設定で設定した複製レコードの割合によって決まります。割合が高いほど、レコード数が多いグループは少なくなります。
この例では、複製レコードの割合は80%に設定されています。そのため、2つの複製レコードを持つ多くのグループが生成され(148グループ)、複製レコードの数が14、15、16のグループは1つしかありません。