Talendジョブでデータベースからデータのプレパレーションを行う
このシナリオは、全Talend製品に適用されます。
Talendでサポートされているテクノロジーの詳細は、Talendコンポーネントをご覧ください。
tDataprepRunコンポーネントを使うと、Talend Data PreparationまたはTalend Cloud Data Preparationで作成した既存のプレパレーションをデータ統合ジョブで直接再利用できます。つまり、プレパレーションを入力データに同じモデルで適用するプロセスの操作を実行できます。
以下のシナリオでは、次の操作を実行するシンプルなジョブを作成します。
- 一部の従業員関連データを保持するMySQLデータベースからテーブルを取得する。
- 既存のプレパレーションをこのデータに適用する。
- 準備したデータをExcelファイルに出力する。
これらの操作を実行するには、ジョブの入力データと同じスキーマでデータセット上にプレパレーションを事前に作成しておく必要があります。この場合、既存のプレパレーションはdatapreprun_scenarioといいます。
情報メモ注: 両端に同じスキーマがあると、一貫した結果が保証されますが、スキーマが異なってもジョブは引き続き実行します。
このシンプルなプレパレーションにより、顧客の姓が大文字に変換され、1500ドル超の給与の従業員が分離されます。