tBoxCopyの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtBoxCopyを設定するために使われます。
標準のtBoxCopyコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Use existing connection] (既存の接続を使用) |
定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 |
[Connection/Client Key] (接続/クライアントキー) |
Boxにより要求されるクライアントキーを入力してBox APIにアクセスします。クライアントキーとクライアントシークレットを取得するには、https://developers.box.com/ (英語のみ)でアカウントを作成し、使用するBoxアカウントの下にBoxアプリを作成する必要があります。クライアントキーとクライアントシークレットは、アカウントアプリケーションの設定から取得できます。 |
[Connection/Client Secret] (接続/クライアントシークレット) |
Boxにより要求されるクライアントシークレットを入力してBox APIにアクセスします。クライアントキーとクライアントシークレットを取得するには、https://developers.box.com/ (英語のみ)でアカウントを作成し、使用するBoxアカウントの下にBoxアプリを作成する必要があります。クライアントキーとクライアントシークレットは、アカウントアプリケーションの設定から取得できます。 |
[Connection/Access Token] (接続/アクセストークン) |
Boxにより要求されるアクセストークンを入力してBoxアカウントにアクセスして操作します。アクセストークンと更新トークンを取得する方法は、https://developers.box.com/ (英語のみ)からアクセスできるBoxのドキュメンテーションをご確認ください。 |
[Connection/Refresh Token] (接続/更新トークン) |
Boxにより要求される更新トークンを入力してアクセストークンを自動的に更新します。アクセストークンと更新トークンを取得する方法は、https://developers.box.com/ (英語のみ)からアクセスできるBoxのドキュメンテーションをご確認ください。 |
[Connection/Use HTTP proxy] (接続/使用HTTPプロキシ) |
プロキシを使用している場合は、このチェックボックスをオンにして、表示される各フィールドにそのプロキシのホストとポートの情報を入力します。 |
[Move Directory] (ディレクトリーの移動) |
Box内のディレクトリーを移動するには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Copy Directory] (ディレクトリーのコピー) |
Box内のディレクトリーをコピーするには、このチェックボックスをオンにします。 |
[File name] (ファイル名) |
コピーするBoxにパスを含むファイル名を入力します。 |
[Source Directory] (ソースディレクトリー) |
このオプションは、[Move Directory] (ディレクトリーの移動)または[Copy Directory] (ディレクトリーのコピー)チェックボックスがオンの場合に表示されます。移動またはコピーするソースディレクトリーをBoxに入力します。 |
デスティネーションディレクトリー |
指定したファイルまたはディレクトリーのコピーまたは移動先のボックスに、宛先ディレクトリーを入力します。 |
[Rename] (名前の変更) |
コピーするファイルまたはディレクトリーの名前を変更するには、このチェックボックスをオンにします。ファイルをコピーする時は、[Destination File Name] (デスティネーションファイル名)フィールドに新しいファイル名を指定します。ディレクトリーをコピーする時は、[New Directory Name] (新規ディレクトリー名)フィールドに新しいディレクトリー名を入力します。 |
ソースファイルの削除 |
コピーアクション中にソースファイルを削除するには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 このコンポーネントのスキーマは読み取り専用で、destinationFilePath、destinationFileName、sourceDirectory、destinationDirectoryという名前の4つのカラムを持ちます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 DESTINATION_FILENAME: デスティネーションファイルの名前。これはAfter変数で、文字列を返します。 DESTINATION_FILEPATH: デスティネーションファイルのパス。これはAfter変数で、文字列を返します。 SOURCE_DIRECTORY: ソースディレクトリー。これはAfter変数で、文字列を返します。 DESTINATION_DIRECTORY: デスティネーションディレクトリー。これはAfter変数で、文字列を返します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、通常、Dropboxからデータをコピーまたは削除するためにサブジョブでスタンドアロンで使います。 |