tDynamoDBOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されている tDynamoDBOutput を設定するために使われます。
標準のtDynamoDBOutputコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで利用できます。
基本設定
[Access Key] (アクセスキー) |
AWSアカウントを一意に識別するアクセスキーIDを入力します。アクセスキーとシークレットキーを取得する方法は、http://docs.aws.amazon.com/ses/latest/DeveloperGuide/get-aws-keys.htmlGetting Your AWS Access Keysをご覧ください。 |
[Secret Key] (シークレットキー) |
シークレットキーを入力します。シークレットキーは、アクセスキーと組み合わせてセキュリティ認証情報を構成します。 シークレットキーを入力するには、シークレットキーフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにシークレットキーを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。 |
[Inherit credentials from AWS role] (AWSロールから認証情報を継承) |
インスタンスプロファイル認証情報を使用する場合は、このチェックボックスを選択します。これらの認証情報はAmazon EC2インスタンスに使用できます。また、Amazon EC2メタデータサービス経由で配信されます。このオプションを使用するには、ジョブがAmazon EC2内で、または、リソースへのアクセスにIAMロールを利用できるその他のサービス内で実行されている必要があります。詳細は、Using an IAM Role to Grant Permissions to Applications Running on Amazon EC2 Instances (英語のみ)をご覧ください。 |
[Assume role] (ロールを引き受け) |
AWS IAMロールに関連付けられており、自分のユーザーアカウントに付与されていないアクセス権限を一時的に必要とする場合は、このチェックボックスをオンにすればそのロールを引き受けることができます。その後、次のパラメーターの値を指定して、新しく引き受けたロールセッションを作成します。 |
[Use End Point] (エンドポイントを使用) |
このチェックボックスをオンにし、表示された[Server Url] (サーバーのURL)フィールドで、DynamoDBデータベースサービスのWebサービスのURLを指定します。 |
Region |
リストからリージョン名を選択するか、リスト内で二重引用符の間にリージョンを入力して("us-east-1"など)、AWSリージョンを指定します。AWSリージョンの詳細の詳細は、Regions and Endpoints (英語のみ)をご覧ください。 |
[Action on table] (テーブルでのアクション) |
定義されたテーブルに対して実行する操作を選択します。
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[Action on data] (データでのアクション) |
定義済みテーブルのデータで、次の操作の1つを実行できます。
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[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
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スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
カラムにJSONドキュメントが保管されている場合は、[DB Type] (DBタイプ)ドロップダウンリストから、JSONを選択します 。 |
[Table Name] (テーブル名) |
書き込むテーブルの名前を指定します。 |
パーティションキー |
指定したテーブルのパーティションキーを指定します。 |
[Sort Key] (ソートキー) |
指定したテーブルのソート済みキーを指定します。 |
詳細設定
[STS Endpoint] (STSエンドポイント) |
このチェックボックスをオンにして、表示されたフィールドで、セッション認証情報の取得先とするAWS Security Token Service(STS)のエンドポイントを指定します。たとえばsts.amazonaws.comと入力します。 このチェックボックスは、[Assume role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Signing region] (サインインリージョン) |
STSサービスのAWSリージョンを選択します。リストにリージョンがない場合は、リージョン名を二重引用付きで入力します。デフォルト値はus-east-1です。 このドロップダウンリストは、[Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[External Id] (外部ID) |
ロールの持ち主であるアカウントの管理者から外部IDを提供されている場合は、その値をここに入力します。[External Id] (外部ID)は、一定数のユーザーがロールを引き受けられるようにする一意の識別子です。 このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Serial number] (シリアル番号) |
ロールを引き受けた場合、そのロールの信頼ポリシーで多エレメント認証(MFA)が必要になることがあります。その際は、ロールを引き受けるユーザーに関連付けられているハードウェアや仮想MFAデバイスの識別番号を指定する必要があります。 このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Token code] (トークンコード) |
ロールを引き受けた場合、そのロールの信頼ポリシーで多エレメント認証(MFA)が必要になることがあります。その際は、トークンコードを指定する必要があります。このトークンコードは、MFAデバイスによって生成される時間ベースのワンタイムパスワードです。 このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Tags] (タグ) |
キー-値ペアという形式でセッションタグをリスト表示します。ポリシーでこれらのセッションタグを使えば、リクエストへのアクセスを許可したり拒否したりできます。 [Transitive] (推移的): このチェックボックスを選択すると、タグがロールチェーンの次のロールまで存続することが示されます。 タグの詳細は、 AWS STSでのセッションタグの受け渡し (英語のみ)をご覧ください。 このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[IAM Policy ARNs] (IAMポリシーARN) |
マネージドセッションポリシーとして使うIAMマネージドポリシーのAmazon Resource Names(ARN)を入力します。マネージドセッションポリシーを使ってセッションの権限を制限します。このポリシーはロールと同じアカウントに存在することが必要です。結果として得られるセッションの権限は、そのロールのIDベースのポリシーとセッションポリシーの中間となります。 セッションポリシーの詳細は、ポリシーとアクセス許可 (英語のみ)で該当するセクションをご覧ください。 このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Policy] (ポリシー) |
セッションポリシーとして使うIAMポリシーをJSON形式で入力します。セッションポリシーを使ってセッションの権限を制限します。結果として得られるセッションの権限は、そのロールのIDベースのポリシーとセッションポリシーの中間となります。 セッションポリシーの詳細は、ポリシーとアクセス許可 (英語のみ)で該当するセクションをご覧ください。 このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Read Capacity Unit] (キャパシティユニットの読み取り) |
読み取りキャパシティユニットの数を指定します。詳細については、Amazon DynamoDB Provisioned Throughput (英語のみ)をご覧ください。 |
[Write Capacity Unit] (書き込みキャパシティユニット) |
書き込みキャパシティユニットの数を指定します。詳細については、Amazon DynamoDB Provisioned Throughput (英語のみ)をご覧ください。 |
[Use Batch] (バッチを使用) |
このチェックボックスをオンにして、データ処理のバッチモードを有効にします。データ送信を行ごとではなくバッチで行えるようになり、パフォーマンスが向上します。
情報メモ注: 各バッチで処理するレコードの数が25に設定されます。
このチェックボックスは、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Action on data] (データでのアクション)フィールドから[Insert] (挿入)を選択した場合にのみ有効です。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 QUERY: 処理されているクエリーステートメント。これはFlow変数で、文字列を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、通常、ジョブまたはサブジョブの終了コンポーネントとして使い、常に入力リンクが必要です。 |