tAccessOutputBulkの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtAccessOutputBulkを設定するために使われます。
標準のtAccessOutputBulkコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Database] (データベース) |
データベースのタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
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[File name] (ファイル名) |
作成されるファイルへの名前またはパス、または使用される変数。 ジョブで変数を定義して使用する方法は、 Talend Studio ユーザーガイドをご覧ください。 |
[Create directory if does not exist] (存在しない場合、ディレクトリーを作成) |
このチェックボックスをオンにすると、[File Name] (ファイル名)フィールドで指定された、まだ存在しないファイルディレクトリーが作成されます。 |
[Append] (追加) |
このチェックボックスをオンにすると、ファイルの最後に新しい行が追加されます。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。 [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。 再使用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。 詳細は、Talend Studioユーザーガイドでテーブルスキーマに関連する説明をご覧ください。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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詳細設定
[Include header] (ヘッダーを含める) |
カラムヘッダーをファイルに含めるには、このチェックボックスをオンにします。 |
テキストエンクロージャーの使用 |
テキストを文字で囲む場合は、このチェックボックスをオンにします。[Field enclosure] (フィールドエンクロージャー)フィールドで、テキストを囲むために使用する文字を指定できます。 |
エンコーディング |
リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須となります。 |
[tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、tAccessBulkExecコンポーネントと共に使います。一緒に使うと、Accessデータベースをフィードする時にパフォーマンスが向上します。 |
[Component family] (コンポーネントファミリー) |
データベース/アクセス |
制限事項 |
ODBCドライバーを使っている場合は、Java 7を使って、JVMとODBCのバージョンが一致していることを確認する必要があります: 両方とも64ビットまたは32ビットであること。 Java 8を使う場合、このコンポーネントは、Accessの汎用照合モードのみをサポートします。 |